2020年7月14日

新入社員研修の目的

今日は、久しぶりに動画以外のテーマで書いてみようと思います。
最近は、前ほど人事の事ばかり考えて一日過ごしているわけでは無いけれど、やっぱり良いサービスしたいなぁ、良い会社にしたいなって思うと、良い社員に入って欲しいって繋がるし、入社した社員が溶け込める会社になっているかなって気になるんだよね。正直に云うと、会社の問題って人事絡みか顧客クレームのどちらかが殆どだしね。業績とか資金とかは、良い人がいて良いサービスしていれば後からついてくるものだし。

前置きが長くなってしまったけれど、今日のテーマは、新入社員研修の目的。
どうかな?現場が身につけさせたいものの、例えば技術なんかの理解度や、受講してくれた新入社員の満足度みたいなKPI作って・・みたいな事、思いつきそうだよね。あと、経営理念の浸透とか、基礎スキルの底上げとか。

もちろんどれも必要だと思うし、上司も本人もそういうのやって欲しいなっての、あると思う。
でも、思うに新入社員時の研修は、「成果ありき」ではダメだと思うんだよね。この一番吸収の良い時期に、色々教えてあげたいって気持ちはすごくある。労働時間を使って教育するのだから、結果見える形で残したい。そーいう気持ちも偽りのない気持ちなんだけど。

イチバンの目的は、ずばり「関係構築」。まぁ会社に馴染んでくれたら、必要な力なんて数年かければ絶対みにつくから。無駄な時間にしたくないから色々身につけさせてあげたいのだけど、やっぱり入社してしばらくの研修の一番の目的は、同僚とか私とかとの一緒になんかやっている時間そのもので。一緒に笑って。楽しくて。孤立してないかな、溶け込めているかな、気になってることや、助けて欲しいことないかなって、そーいうフォローアップの場所になれば良いと思うんだよね。うちなんて特に、単独の仕事も多いし、現場でお客様先だと仕事の話以外中々できないし。

これ覚えさせたい、身につけさせたいって研修は、力つけて欲しいのだけど、新入社員研修はね。特に、数ヶ月はやっぱり関係構築でしょ。すり合わなくて辞めちゃったら色々教えても何もならないし。せっかく入ってくれたんだから、馴染んで欲しいもんね。