2014年4月15日
セキュリティの厳しいICT業界で、何かを発信するという事は、それだけきちんとした発信者としての意識とモラル、覚悟が必要だ。
当社で面談する作業者には、フェイスブックやツイッターに作業に関する情報を一切書かないで下さい。とお願いしているのは、全ての人が発信者としてのモラルやセキュリティ意識を教育されているとは限らないからだ。ソーシャルメディアが発達して、便利になった一方、セキュリティ教育を担う企業体の体制はまだまだ万全とは言い難い。お願いしても、機密契約を結んでも、そもそもの作業者モラルが低ければセキュリティ事故のリスクは存在し続ける。
ある通信業者からは、フェイスブックの写真にストラップがちらりと映っている指摘を受け大騒動となり、ある取引先からは一人でも「作業現場名ナウ」みたいな表記がツイッターに書かれたのが発覚したら以降取引禁止と釘を刺されている。
私もそうだが、当社の業界にいる管理者は、ソーシャルメディアに関する問題を考えるたびに、胃の痛くなるような心配をしていると思う。まずは継続啓蒙。