2008年6月27日
決算目前。
アポも無く会計士さんのところに行って決算関連の打ち合わせ。というよりも、最終月の試算表とデータの取りまとめやよく分からないところのヒアリング。
もう後は月曜日を残すのみで、割とどうしようも無いのだけど、状況は把握しておきたいから集められるデータをそろえて今期どんな感じかを掴みにかかる。
今期は採算を割りながら売上を建てに行った前半と、年度末以降売上が確保できない中益出しに行った終盤で難しい舵を切っていった。
4・5月協力会社や外部スタッフに仕事を回せなくて申し訳ありませんでした。
手痛い失敗もホンのチョット嬉しい成功も、今期は沢山味わった。
ようやく一歩だけ前に進めるかな。
決算の数字から浮かぶ一つ一つの仕事が感慨深い。一人一人にドラマがあって、テストの結果を見てちょっと気恥ずかしいような気持ちもあって。
ちゃんと締めてみて、細かい部分を拾い上げて最後までしっかり頑張ろう。
今月末までにやる決算がらみ処理はほぼ完了した。無理を聞いてもらった会計士事務所の皆さんには感謝感謝です。
そして、今週末稼動してくれるスタッフには本当に頭が下がります。私も明日の13時間と明後日の夜勤、現場参加して最後の売上建てに行くので皆、最後まで頑張ろう!
2008年6月5日
2008年5月30日
最近人を見る時に重視しているのは、メンタルヘルスである。
ストレス耐性から始まり、仕事から頭を逃がせられる趣味があるかどうか。
自分って何かや誰かにとって役に立っているなぁという実感。
自信満々で楽しそうにしている人は、簡単には潰れないし一緒にいるとイイコトがありそう。
一方で無責任で体調がいつ見ても悪そうな人は、あっという間に潰れそうだし、フォローの手ばかりかかって長く付き合ってもイイコトなさそう。
この「イイコトありそうが影響しあう」ってのがメンタルヘルスの面白いところで、強力にタフなメンタルの持ち主が近くにいるとその周りの人もどんどん強化されていくし、一方で非常にネガティブで如何にも脆そうな人がグループに一人混じるとチーム全体のメンタルヘルスは弱くなっていく。
日本ではうつ病が増えた増えたと散々マスコミで唱えているけれど、あんな呪文を唱え続ければそりゃ国民全体メンタルも弱くなるだろうさ。
社会が企業に望む「普通」の水準は極めて厳しくなっているのに、企業を構成する人に対するメンタルヘルスの水準は恐ろしく低くなっていて社会が人に望む「普通」の水準は恐ろしく甘く過保護になっている。
これはマッチするはずがないよね。
異常な完璧さを求める何かに、できる範囲でね!と応えられる柔らかさと、頑張っていこう!を前向きに捉えられる人で自分はありたいと思うし、そういう人と付き合っていきたい。
人だからそりゃ、滅入っているときもあるだろうさ。
散々最近はマイナスに引っ張られていた感じがするので、ここはいっちょ自分が強力なメンタルタフネスを発揮して引っ張る側にならねばならんね。
さ。仕事仕事。。
2008年5月26日
新卒採用に動いているので、内定者や希望者のご両親もこのブログを見ていただけているみたいです。
私は、内定を出す際にも「他の会社も良く見て回って、ご家族とも相談して、できれば当社を選んで欲しい。」と伝えているので、ご両親から直接お電話をいただく事もありますし、内定者から「親がベンチャーを不安に思っていて」と相談される事もあります。
実際、まだ当社は創業5年目。福利厚生や待遇等で比較すれば、当社より魅力的な会社はたくさんあると思います。
それでも当社を選んでくれる学生というのは、会社トップがどう考えているか自分で話して納得したいと思っている人や自分自身を一番理解してくれる会社で働きたいと思っている人だと思います。
今まで新卒採用といっても実質秋以降にしか動いておらず、今年のようにこの時期から力を入れているのは初めてでもあり、また内定者のレベルも例年に無く高い人材が集まりました。だからこそ、今後の意思決定において当社よりも魅力的な企業からの内定を選ぶ事もあるでしょう。
しかし、当社の新卒は、できる限り私自身の手で育てます。
おそらくその子にとって社内の一番の理解者は私になるでしょう。
だから、ご両親ともお時間があれば会って話したい。きちんと当社の良い所悪い所を見てもらいたい。
今は時間の許す限り人と会うようにしています。営業時間や休日も動き回っていますので、当社から内定を出す前でも構いませんので、お時間がありましたらご連絡ください。
2008年5月5日
「誰をバスに乗せるか」
経営に携わる人なら、ビジョナリーカンパニー2のこの言葉、グサッとくるのだろう。
しかし、最初から人材条件に恵まれた大企業やスーパーベンチャーならとにかく、中々一介の中小企業の創業期には、最高の人材を選んでスタート!とは行かないものだ。
だから会社は「育成」をする。
会社を立ち上げるのも、新規事業をスタートさせるのも、簡単な事だ。
難しいのは継続させて、実績を上げる事。
「誰をバスに乗せるか」と悩むのは経営にとって見れば少し贅沢な悩みだ。そんなビジョナリーな会社にいる人は幸せかもしれないが、凡人が必死に今ある仕事や資源で戦うのが寧ろベンチャーの王道だ。スタートは易く、継続は難い。
だからこそ、甘えは許されない。