2013年12月1日
当社の仕事の中でも、「連絡」は重要な業務です。これが手間だ、面倒でやりたくない、うっかり忘れていた、というのが続いているスタッフは、品質を疑いの目で見られています。
お客様への連絡と、会社への連絡。場合によっては商流上の関係者の連絡など、同じ内容の連絡を複数回求められることもありますが、それを含めて「仕事」です。指示されている連絡はもちろん、念のためという事で行う連絡まで含めてプロフェッショナルは確実に伝えてきます。素人になればなるほど、現場だけ終わっていれば良いと勘違いしていて、お客様や関係者の信頼をなくしていきます。
当社では、出発と到着をメールで管理しています。もともと社員とコアなメンバだけで運用していたころは、発着連絡なんて行う必要はまったくありませんでした。今でも総業メンバは1時間近く前には現場周辺にいます。私が現場に入る時もそうです。
ただ、登録スタッフには意識にバラつきがあり、遅刻の感度もまちまちで度々遅刻トラブルを起こし、対策として今の発着管理体制になりました。当社と同業界ではおそらくほとんどの会社が行っているでしょう。遅刻者を出さないという事はそれだけ「品質」の中核を担うからです。
そして、開始連絡。お客様に指定された方法で入れます。入店直前に入れて事。実際に指定されている開始予定時間より前の時間に必ず入れる事が求められます。開始連絡が予定時間より過ぎてしまえば、それは体が現地にあったとしても「遅刻」と捉えられます。入店してからはお客様対応をしなければならないため、入店後ではまずいのです。
最後に退店連絡。お客様には、退店前に必ず連絡を入れる事。そしてお客様側統制の許可が出次第退店する事。会社にも退店後メール連絡を入れる。このとき、開始・終了・休憩時間及び、報告事項を書いて戴ければ完璧です。
報告がしっかりしている人は、お仕事をお願いしている立場からみると本当に安心です。丁寧に報告を行って信頼を築いていける会社になると良いですね。
2013年11月15日
アサイナーやコーディネーターにとって、手配しやすいスタッフとは?
スタッフ側の感覚からすると、スキルだったり、経験だったり、と考えがちだと思うのだけど、実際業務を運営する側からすると、アサインの優先順位としてスキルももちろん考慮するけれど、何よりも連絡が取りやすい人。そして、メールの確認レスがきちんと入る人だ。
そして、レスは早ければ早いほど良い。当社でもアサイナーのお客様へのレスの速さは「品質」の一つだと教えているし、「かしこまりました。よろしくお願いいたします。」で殆どはOKだと思う。それだけメールが入ったときに即レスしていけば、その人のコミュニケーション能力はグッと高く評価される。
特に重要なのは、1.対応可否と、2.詳細情報確認、の二つ。更に、追加情報や修正情報の確認が入ったらそれに対しても、即レスを行う。それだけでそのスタッフの評価は他の人から頭一つ飛び出すことになる。
作業スキルや経験は、一朝一夕に伸びたりはしないけれど、確認メールの即レスは誰でも行えて間違いなく評価は上がる。是非スタッフ全員に心掛けてほしいと思う。
2013年11月1日
今回は鉄則3のご紹介。
3.報告書・チェックシートは確実に漏れなく作成する。
作業者は直接の現地青果物に対してはとても高い意識を持っています。しかし、報告書やチェックシートに対する意識はわりとバラバラ。きちんと意識付けしないことには、しっかりした漏れのない報告書やチェックシートを作成することができません。
お客様が現地の作業に同伴するケースは非常に稀で、ほとんどが報告書やチェックシートを見て当社や作業者の作業品質を判断する形になります。現場での作業が完璧であっても、報告書等に抜けがあるとその程度のレベルの作業という評価をされてしまいますので、漏れが無いように確実に必要事項を記入する必要があります。
たとえば、作業をしなくてよい個所で空欄があると、それは「作業を忘れていたのか、やらないでよいと判断したのか」がチェックシートの受け取り手からは判断できず、チェック漏れ扱いになってしまう事もあります。作業をしなかった項目については、×や横線で必ず消しこむ。気がついたことは書き込む。イレギュラー処理を行った場合は、指示者の名前と時間も付記する。そこまでやって初めてきちんとチェックシートを完成させることができます。
また、サインや印鑑、製番等、現地でしか取得できない情報をもらい忘れると大問題になります。そのチェックシート及び報告書1枚1枚が青果物そのものだという意識をしっかり持って対応しましょう。
当社の社員が現場に行って、経験の浅い作業者からチェックシートを受け取ると、多くの場合記載漏れがあって指摘することになります。自分の手から離して提出するときには、もう一度チェックシートに漏れが無いか必ず確認する癖をつけるとよいと思います。
2013年10月25日
2013年10月15日
今日は鉄則2を紹介。
2.連絡はいつでも取れるようにし、必ず指定の業務連絡を行なう。
電話に対する各社の意識って、差が結構あるのです。絶対に鳴らして取れという会社もあり、絶対に音を出すな、客先で取るな、という会社もあり、標準ってなかなか無いのですね。お客様から指示があればそれに従うといたしまして、当社の基本方針としては、「マナーモードにしてできるだけ応答する」です。もちろんシーンとしているオフィスの中では、席をはずして折り返す等工夫してもらいます。大事なことは、統制部署やヘルプデスクからの連絡を長いことほったらかしにしない事。いつでも連絡が取れる状態にあること。
電池切れがあることを想定して、予備のバッテリーや充電器を持参してもらう事。(しかし、お客様先で勝手に充電することによるクレームも頻出事項ですので、充電する場合は許可を必ず戴く)
また、電波の悪い場所で作業を行う場合は、1,2時間おきに電波の良い所へ移動し、定期連絡を行います。