2016年3月11日
新卒採用シーズンがやってきた。
時を合せて、全国的な作業者の募集も行っていて、採用の難しさを感じている。
我々の主な仕事であるフィールドエンジニアという職種は、現場作業は結構楽しい仕事だと思う。デスクワークで一日事務所に張り付いている事も殆ど無いし、肉体的にムチャクチャしんどいというような作業も滅多にない。
ただ、時間は不規則だし、土日や祝日に作業が食い込む事は良くあるし、出張も頻繁にある。
オンサイトコールで走っていくいわゆる「365日24時間駆けつけ」的なサービスを行っている会社であれば、ハードになりがちな業態だ。うちの会社は今の所、夜間での駆けつけ保守業務というのは受けていないので、それだけでも同業に比べると相当所属員の負担の軽い会社だと思う。
あと、エンドユーザで、サービスが止まったり壊れたりして怒っている人は当然一定数いるし、気難しい担当者なんて当然いる。これは、どんな職種でどんな仕事だっていると思う。
新卒で採る社員というのは、上記のような「現場」では最後の砦でもあるし、複数で行う時にはリーダーでもある。甘えが許される現場なんて当然ないのだし、学生気分のまま仕事されると関係者は一斉に迷惑を被る。
その上、社員には現場だけではなく、社内業務も待っている。お客様調整であったり、手配業務であったり、部材調達であったり、請求書等の書類作成であったり。現場で作業したら自動的にお金になる、と思っている「常識」から、バックオフィスの仕事が大切で必要な事なんだ、と理解できる人は少ない。働いたことが無ければもっと少ない。
こんな感じの事を真っ直ぐ正直に伝えて、その上で一緒に頑張ってくれる人を一人でも二人でも見つけていく事。
経営の根幹は人事だし、うちみたいにサービスを売りにしている企業であればより重要だ。
来週も説明会あるし、直接応募してくれる大学生も少しずつ増えてきているので、精一杯採用活動頑張っていこう。
2015年11月13日
当社の業界は月々によって売り上げも変動費も大きく変わる。
去年までの様に期間の長いプロジェクトを請けている時には比較的穏やかな変化だが、一番得意としている短期型のプロジェクトを積み上げている場合には、次月の予測も殆どつかない。
だからこそ月々の数字はなるべくリアルに欲しいのだけど、これがなかなかまとまらない。
大切な事は、暫定の数値を見る事だ。
今までは、顧問税理士さんの方針もさることながら、社内でも確認が終わって確定した数値しか上がってこなかったので、試算表を確認できるのが何か月も後になったりしていた。
嘗ての経営危機の際も、本格的に状況が危ういのに気が付くのが4か月も経ってからだった。
今は体制が膨らんでいて、精度よりもスピード感がより求められる。確認はもちろんしっかり取らなければいけないのだけど、まずは暫定でも数字をどんどん吸い上げて行こう。
2015年10月13日
真剣に仕事をしていると、長い期間の中で「流れが変わったな」と感じることがある。
市場の温度感だったり、採用状況だったり、国際情勢だったりするのだけども、少し前までの押せ押せな感じは相当薄まっていて、今は結構そのネガティヴ側に振れている変化を感じる。
うちの会社としては最近取引先の拡大や案件の増加で、むしろ運用が苦しいところだから、積極拡大に取り組んでいるのだけど、こうした外部環境が弱気の中での自社状況が強気という状況は、アクセルの踏み間違いでとんでもない事になってしまうので要注意だ。
今年の下半期は引き合いも多く、順調に推移しそうだけど、肌感覚を大切に、一つ一つを丁寧にやっていこう。こういう、潮流の変わり目はとても大事。
2015年8月28日
関係者には適宜お話ししているので、知っている人も増えてきているのですが、カンボジアに現地法人を設立します。
覚え書きというか、ざっと考慮した事を書いておこうかと。
まず、海外進出についてですが、これは何点か前から出ようとは思っていました。リーマン・震災があって、大きく事業が低迷した時に、復活できたらやろうと考えていた事の一つでもあって、これから市場が縮んでいくのが確定している日本以外にもビジネスチャンスを模索する試みがしたいな・・って。
アジア・アフリカ・中南米あたりから候補を絞り込むとして、初手は近場のアジアにしたいなと思っていたので、とりあえずアジア。
アジアで絞り込んで行く中で、正直な所親日である程度勢いのある国なら、良いかなと思っていたのですが、調べていくと一長一短あって結構迷うものですね。
まず、親日でという事で、中国・韓国は却下。
次にアジアの優等生のマレーシア、それに台湾、シンガポールあたりまでは、もう充分発展しつくしていて、成熟しているのでこれからの大きな伸びを・・みたいなところを狙うのには向いてい無さそうだと思いました。
面白そうなのは、その次の番手として、タイ・インドネシア・ベトナムあたりでこの辺は、やってみたい気持ちもあり、でもちょっとプレーヤーが決まり始めてしまって先行者メリットみたいなものは薄いかな・・という感じと100%外資で作れなかったり、資本金などの初期投資が大きく必要だったり、撤退する時に難しかったり、日本に送金するのに制限があったり、と何かと細かい条件が厳しい・・。
最後に、最後発側のミャンマー・ラオス・カンボジアあたりなのですが、ミャンマーあたりは最後のフロンティアと言われているだけあって、最低限のインフラが結構心配な感じだったので、製造業拠点ならともかくサービスで出るのは厳しいかな・・と思いまして。
カンボジアは、プノンペンの成長加速度はまさに今から、という勢いがありますし、先行者メリットも充分に狙え、タイのバンコクとベトナムホーチミンに挟まれたメコン川周辺地域でもこれからが面白そう。そして、少額で100%外資参入でき、撤退も容易そうで、海外送金に規制もかかっていないという進出のしやすさからすると一番適していると思います。
政情も安定しているし、シハモニ国王の幼名がトウキョウちゃんと言うほどの親日国。まっさらからやるなら、この国以上にやりやすいところなんてそんなに無いんじゃないかな。
本当は何かの案件ひも付きで出たかったのですが、しがらみの無い新規アタックも良いものです。
現在登記中で、資本金を振り込む手前くらいまでいっています。
社名は、
TRUIMPH(CAMBODIA)CO., LTD.
住所は、
#10, St.109,
Sangkat Mitapheap, Khan 7 Makara,
Phnom Penh, Cambodia.
9月10月は雨期の雨量が激しい時みたいで出だしがもたついてしまいそうですが、スタートダッシュが大事だと思いますので頑張ります!
2015年7月31日
日向です。
今月は、北は青森まで一県一県パートナー会社さんを回って友誼を深め、それから少し纏めて休みを取って香港を家族旅行して、新卒採用や東京営業を行っていたらあっという間に一ヶ月過ぎ去っていました。
営業サイドでは、新規テレアポ等を動かしてみたり、今年の新卒の子達との顔合わせを進めたりしていて、良いアプローチが出来た月かなと思います。
自分のフェイスブックは、グルメツアーみたいな感じになっていましたが、このプレジデントオフィスも閲覧数が高まっていて、せっかく新しい見込みのお客様や新しいパートナー様、来年の新卒応募希望者さん達が見てくれているので、なにか書かなくてはいけないですよね。
今回のテーマは、「地方を回る価値」
地方を回ってくると、まず自分の目に映っていなかった全国案件が凝縮して把握する事ができるんです。普段都市圏で仕事をしていると、数個のプロジェクトで手一杯になってしまうので、全体を市場に出ている案件を見る機会は中々作れないのですが、地方はいわゆる「大型案件」の地方に回ってくる一部をなるべく沢山集めてボリュームを作る必要があったりするので、「木々から森の全体像を知る」事ができるのです。
体制があり顔を知っているというのも強いのですが、ホームページ見るだけではわからない、その代表者さんの持っているポリシーだったり、手掛けている案件だったりというのは、会って話さなければわからない事ですし、私を見てもらっている事が大事だったりするんだと思います。そしてナマで出会って入手したり感じたりしたその感触こそが、とても価値の高い情報だったりするのです。
飛ぶように7月が過ぎてしまって、今日のアポも夕方の一件を残すのみ。今日はこのブログ書いている以外の時間はずーと営業回りしていたのですが、ホント暑かったです。水しっかり飲んで、あとひと頑張りします!