2005年2月2日
2005年2月1日
月末月始にまたがって、夜勤をするのは初めての経験である。
毎月この時期は、色々な事務処理が重なるために現場に出るのは出来るだけ避けたいのだが、実際に仕事が集中するのはこの時期でもある。いつまでも消えないであろうジレンマの一つだ。
私には、人にはあまり見せたくない「絶対に退けない」部分がたくさんある。時にそれは他人から見ると本当にくだらない事に映るとも自覚している。しかしながら、この退けない部分というものが、起業家になろうとする人に共通する激しいサガみたいなものでもあると思う。
だからこそ、それ以外の部分では自分から一歩下がる様に心がける。何もかも最前線で何もかも退かず頑張っているようでは、「交渉」というものは成立しない。退いてみて初めてより広い視野で新しい発想で、物事に取り組む事が出来る。歩み寄る事が出来る。新しいトレンドに乗る事が出来る。
そして、我々のような小さな企業では、大きな企業の「絶対に退けない」分野で一歩下がって仕事をもらう。こうして力をためる第一歩を刻む事が出来るのだ。
一時の撤退は敗北を意味しない。目的を達成し、退くべき時に退けるものだけが名将と云えるのだ。
2005年1月31日
2005年1月30日
強気の創業社長として楽天的に生きている様に見られがちな私も、何かに向かって一歩を踏み出す時には大きな不安や悩みに捕われる事になる。そして、主観的になればなるほどその不安や悩みは大きなものになる。だから私は、不安に思うときはあえて自分を客観視する事にしている。その人にとってどれほど大きな不安であっても、どれだけ深い悩みであっても、人から見ればたいしたことではない事が殆どである。
客観視できれば解決は簡単で、最後はリスクリターンで考える事になる。客観視した自分から見れば、「リスクを取るべく賭けるものは、所詮自分の人生くらいなものだ」と割り切ることができ、賭けてみる価値が十分にあると判断できるものばかりだ。
だから、不安に思っている事や悩んでいる事の答えというものは、人に答えてもらうまでも無く、自分の中にすでにあると言い切っても良い。人に相談したり、こうした場に書いたりするのは、つまりは客観的な自分を引き出すための予備動作に過ぎない。
しかしながら、大きなリスクを取ろうとしているというのは、大きなリターンを期待しているときになる。客観視しきれないほど大きな不安を抱えているときは、大きな成功に向かって踏み出そうとしているときでもある。
だからこそ不安に思うときは、同時に期待に胸を躍らせているときでもあり、この上なく私らしいと思う瞬間でもある。
2005年1月29日
進学、就職、転職の度にやっていた性格診断を「エゴグラム」と呼ぶ事を本日知った。
50問程度の問題を解いてみて、下記5要素を調べる、というものだ。
転職系のサイトに登録するといつも見かける診断テストだ。
CP(批判的な親心;家父長的)
NP(養育的親心;母親的)
A(合理的な大人の心)
FC(無邪気な子供の心)
AC(順応した子供の心)
友人に簡易エゴグラム診断サイトを紹介してもらった。
http://www.egogram-f.jp/seikaku/
やってみたところ、BAABCであった。なるほど。面白い。
幾つかのサイトでエゴグラムを調べられるので、色々試してみたが基本的には、診断結果は変わらない。しかし、就職したての頃や、留学していた頃、大学にいた頃などではきっと微妙に診断結果が異なるのだろう。当社が大企業の仲間入りを果たした頃にはどうなっているのだろうか。今から楽しみでもある。