2006年10月5日
「ブログ、固いよぉ」といわれ、ちょこっとヘコんだので、もっともっと柔らかい文体で書いていくことにした。
今日は朝方からバタバタして、お昼に採用面接をした後で、潔く寝ることにした。
昨日の夜は、大阪の協力会社の人とシコタマ飲んで、車で通勤していたのでそのまま会社に泊まっていたんだけど、どうしても会社にいると仕事をしたくなるんだな。
気がつくと朝が来ていて、いきなりトラブル。行き当たりばったりの仕事ぶりでちょっと恥ずかしい感じ。
まぁそれはそれとして。
関西地区は、私の出身大学もあって個人的には攻略したい地域でもある。仕事もわりとそっちの地区でも発生するし、大阪本社のお客様も実は何社かある。
だから、去年拠点を作って攻め込んでみた事もあるんだけど、ちょっと今のところ失敗している。
だからといって興味や意欲を失ったワケじゃないので、大阪話を聞くと思わずもう一回戦ってみたいなぁと思ってしまうのだ。
ここ暫くは名古屋の景気がとてもいいので、軸足はやっぱりこっちになってしまうのだけど、攻めたくて攻めたくてウズウズしているのがホンネだと思う。
今度は勢いだけじゃなくて、きちんと体制作って手を出したいんだよね。
うん。がんばろぅ
2006年10月4日
スタッフのワークスタイルや請けられる仕事の幅を増やすために創業以来とろうとろうと思っていた派遣業の許可がついに今月降りた。
当社が責任者ワークに誇りを持っているのはこれからも変わらないし、主体とする営業方針が請負型であり、ある種「派遣」というものに対するアンチテーゼを持っている事もこれまでと変わらない。
しかし、人的リソースが有限であり、クライアントが直接指揮権を持ちたい仕事のケースも当然あり、ニーズに応えていくために法的に必要な整備をしていくのも企業体の使命の一つだと当社は考えている。
何はともあれ、この派遣取得までのプロジェクトは苦しいジャッジの連続で、何とかできたなぁと云うところが本音である。
事務所要件、資本金要件、管理者要件、どれもゼロから始めた当社のような新興企業にとっては重いものばかりだ。今年の一連の社内体制整備の多くは本件をターゲットにしていたといっても過言ではない。
あとは、13日に愛知労働局に伺って交付説明会を受ければ晴れて派遣事業を行うことができる。
攻めるための布石は、一つずつ整いつつある。
2006年10月4日
今週のB-ingには、当社の田中さんを特集で取り上げていただいている。
一緒の号で採用募集も載せたのだが、今回の記事、反響といい出来栄えといい本当にいい。
起業の魅力というのは、社長自らが語るのはそれはそれでいいと思うが、他の社内スタッフから語られると一層引き立つものじゃないかと最近思うようになった。
特に創業期を一緒に戦い抜いているメンバーというのは、本当に様々な想いを胸に「会社創り」に貢献している。
充分な技術なり経験なりをつんだ人物であれば、今の時勢、引く手あまたなのは言うまでもない。その中で「当社で働く魅力」というものをそれぞれ見出して仕事をしてもらっているのだから、これはもう本当に社長としてはうれしいものだと思う。
うちくらい小さなベンチャーであれば、「自分の担当した一つの仕事によって、お客様が信頼を寄せて、より大きなお仕事を任されていく。」という過程が、ありありと感じられる。自分が切り開いた結果によって自分の新しいステージを導いていけるという魅力だ。
そして、自分の切り開いた道によって新しく人を募集し・育成し、個人からチームへと仕事するスタンスが変化していく。そんな大きな企業の歯車であれば何年もかかるその過程をギュっと濃縮して経験できる魅力もある。
この特集では、田中さんの言葉、
「それまで培った知識が通用しないなら新しく覚えるまで。経験があるとはいえ、そこにあぐらをかく真似はしませんよ。」
というトライアンフに根ざすスピリッツをそのまま記事にしていただけた。
なんといっても当社のみんなが共通して感じる魅力は、こうしたアツい気持ちをもったメンバーと一緒に働いていけるという喜びにあるのだと私は思う。
2006年9月30日
技術を伝える事はできるけれど、感じる事を教えるのはとても難しい。
人はミスをするものだし、思い通りにコトが運ばない時もあると思う。
それを人のせいにしてしまうのは本当に簡単なことだと思う。
しかしその瞬間、「些細なミス」は「致命的な欠陥」に変わる。
出来事は変わらなくても、まわりの感じ方が変わるのだ。
トラブル解決の原則は常に変わらない。
「迅速に・誠実に・関係者全てに」と云うものだ。
これは、自分のエラーをフォローする立場のみんなについて、どれだけ感じる事ができるか、に尽きる。
トラブルの解決には全力をもってあたらなければならない。感受性は本気にならないと最大限に発揮されないものだからだ。
だから、逆境にあるときにはまず自分に問いかけて欲しい。
「全力を出し切っているか?」
関係者のそれぞれの想いが理解できれば、トラブルに対する自分のアプローチもきっと変わるはずだと思う。
2006年9月30日
いつもよく読んでいる雑誌に「PRESIDNT」というのがある。
コンプライアンスの指摘に、いつも感じている事が良く纏まって載っていたので自分の考えを整理するいい機会になった。
それは、「問題が起きると誰も守れないような厳しいルールが作られる。そうしたルールは誰も守らない。ルール遵守の気持ちが萎えると守らなくてはいけない最低限のルールまで守られなくなってしまう。」と云うことである。
私は、ルールは最低限で公平なものを皆でしっかり守る事が大事で、その上の部分はマナーや常識の範疇だと思っている。ルールに決められていないからと云ってマナー違反をする人と、守る事のできないような厳格なルールを定める人は、どちらも組織にとって害になる。
ルールを定める権限を持つ人は、運用が成り立つかどうかをしっかりと考えなければならない。