2006年10月26日

《新しい試み》

新しい試みに失敗はつきものなんだけど、走り始めて失敗続きだとどうしても不安になる。
強引に進めたけれど、ホントによかったのかなぁとか、攻めるならもう少し体制を整える準備が必要だったんじゃないかなぁとか、思い始めるときりが無い。
ふと思う。
うちのサービスは人がベースだ。
今まで管理が楽々だったのは、スタッフ個々のレベルがある程度担保されていたからだ。ニーズとして「増員」が求められているのは分かっているけれど、ワンランク許容範囲を落として広げると、管理にかかる手間は何十倍にも広がる。
たとえばウェブ上での方向ができない。たとえば一人で初日お客様への挨拶に行けない。たとえば最初から「覚えられない・難しい」と思い込んでいる。
最近、自分がオーバーワークになっているのは自覚しているのだけど、せっかく走り始めた試みというのは、手を引くのがとても惜しく感じる。
去年のオオサカもそうだったなぁ。
デモ、タダマイニチガマワルダケジャ・・・
足元から一歩一歩と言い聞かせながらも、一方でそろそろアクセルを踏んでもいいのでは?もしかしてビックチャンスをスルーするのでは?という気持ちも強く残る。
せっかくお仕事のご依頼をたくさんいただけているのだから、見ているだけじゃあまりにふがいない・・。

2006年10月20日

《書く事》

指示や伝達において、「話す事」と双璧をなす重要能力は「書く事」だと思う。
私の文はよく「長い」といわれるのだが、同時に「用語が難しすぎる」とも云われる。「簡潔にわかりやすく」はずーっと昔からの主要なテーマだ。
それはそうと、私だけではなくて多くの人は「書く力」というものが非常に弱くなってきているのではないだろうか。
SEの作る手順書は年々わけ分からんものになるし、ちょこっとした文章を作るのでもやたらと時間がかかっていたりする。
読んで欲しいものがとばされていたり、趣旨が伝わっていなかったり。
我々も「書いたでしょ?送ったでしょ?」という前に、このメールがホントに作業する人本人が見て内容がわかるんだろうか?変更点があったとしたら、どこが変わったか伝わるだろうか?
という部分をちゃんと詰めていかなきゃいけない。
ミスは、往々にしてそういうことを疎かにして一方通行にしてしまうから起こるのだと思う。気をつけないとね。

2006年10月20日

クレームの対応

「社長になると責任を一身に背負うことになって大変でしょ?」
という話をよく聞く。
うーん。大変だけど、責任が取れる立場というのはとても楽なものだと思う。
自分が前の会社にいて、一番つらかったのは、自身の誠意と会社の方針が食い違ったとき、そして会社の方針が何度も転換したとき。
何か問題ごとが発覚した場合、トップのとるべき指針としては、
1.まず結果責任、生じたことについて誠意を持って謝る。
  原因が自分達に無かったとしても、「謝り損」はないのだし、結果についてきちんと受け止めることが関係者を大切にしていることにつながるから。
2.そして、原因は徹底的に詰める。その間は軽はずみなコメントをしない。
  何度も見解を翻すと結果的に「コロコロと云っている事を変える人」と云う事で、発言に信頼を置いてもらえなくなる。
3.一方、経過報告は確実なものから早めに発表する。
  「何もしていない」と思われるのもマイナス要因になる。2番と相反する事もあるのだけど、わかった事実はどれだけ悪質であったとしても隠さず出す。ここの報告部分で影響を考えてはいけない。
4.総括する。会社としての方針が定まったら総括を行う。全てを納得させることは困難だが、誠実であることとフェアであることを一義とする。反省を通して改善すべきところは改善していく。
こんなところだろうか。
ミスやポカに関しては、影響が深刻でもフェイルセーフを考えたりコストとのバランスを改めたりすることで対応もできるし頑張りようもある。
困るのは道義的に悪質なエラーだ。これは反対に些細な事でも見逃してしまうといづれはドえらい事になる。これは絶対になる。
企業体としてはつらいし、説明することで確実に評判も落ちるけれど、誠意を持った自浄がはかれないのでは救いようが無い。
と、書いて見たものの、やはり自分で「誠意を持って謝ろう」と思って、それがそのまま会社意思というのは、とても楽だと思う。

2006年10月19日

はじめての資金調達

実はうちは自己資金だけで今まで回してきていたので、借入やら資本注入やらで外部の資金を入れたことが一度も無い。
かっこよく「無借金経営」といってきたものの、資金需要がまったくなかったかといえばそんなことも無く、去年までは明らかに「資金の上限が成長の上限」という状態で走ってきた。
おかねは無ければ無いなりにマネジメントしていけると、思っている。
でもあれば、現在の状況よりワンランク上にはいけていただろうなぁとも思う。
今までも国民生活金融公庫やら何やらで、借入の交渉を行ったことがあるのだけど、結局最後に「会社作って間もないしねぇ。」とか「だったら連帯保証人もう一人つけてください」という感じで、クローズまでいけなかった。
VCは、アリだとも思うのだけど、成長のスピードについてうちの会社のステージにあう方向を一緒に模索するのはとても難しい事だと思う。
今回3期決算を終えて、初めて取引先の金融機関さんとちゃんとお話ができた。会社も3期回ってある程度利益が出ていれば、普通に交渉してもらえる。まだクローズまでちゃんといけるのか最後まで見てみないとわからないのだけど、融資の担当者さんもとても前向きで信頼できそうな感じを受けた。
キャッシュフローに余裕ができれば、やれることはたくさんある。まとまらないかな。まとまると良いな。
せっかくお客さんがいて仕事があるのに。
せっかく当社で働きたいって人がいるのに。
うちの支払いスパンが短すぎて事務負担が大変だってお客さんには、少し長めに期間を取ってあげて、そのかわり利幅を上げてもらえれば双方にメリットがあると思うし。
ま、どちらにしても書類もそろえたし、駄目なら駄目でまわしていける力は充分あるし。あとは経緯を見てみよう。

2006年10月14日

新しいサービス

昨日、うちのスタッフと飲みに行って、今動いている本業サービスはもちろん大事なんだけど、何か新規サービスがやりたいねって話がでた。
んー。とりあえず自分でも考えて見たんだけど。
できれば、なにか強みを生かしたサービスだといいよねぇ。
ちょっと初心に帰ってオンライントレード関連のセミナーなんて面白くないかなぁ。
インターネット取引ってみんな家でやっているから、実際取引しているトコって中々見たことないっしょ?
証券会社行こうものなら
「とって食われる」
みたいな感じもあるし(苦笑)
昔のイメージで、何百万も無いと取引できんみたいな先入観もあるだろうし。
その辺が、株式投資初心者取り込みでうまくいかんところだと思うわけさ。
「これだけ知ってりゃネットで株取引できる!」
みたいな方針で、株式興味あるけどコエーって思っている人に向けて取引に必要な基本部分をさらりと説明して、僕が実際に売買するところを見てもらうの。
今ならリソー教育や中外鉱業やネクシィーズあたり、一万円くらいで買えるしねぇ。セミナー中に損してもどってことない金額だし。
どうだろ?参加費3000円くらいなら、チビッと見てみたいなぁって思っている人おるんじゃない?
ふぅむ。アンケートでもとってみよかな。
■と、いうことでアンケート
「アンケートページがてきとーすぎです。」
という意見は受け付けません