2020年12月14日
日向です。
新型コロナウイルス、世界的にはようやくワクチンができ始めてゴールは見えてきましたね。しかし、まだ日本では第三波が拡大していますし、実行再生産数みても、1.0☓あたりから中々安定して1を切るところまで行かず、ピークアウト・・とは呼べない状況が続いていますよね。
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さて、行動変容を始めとする通常における感染対策ももちろん大事なのですが、この感染が拡大し、検査体制も拡充してきた今だからこそできる罹患者を起点とする感染対策も、もう一回見直してほしいなって思っています。
今まで、罹患者から濃厚接触者割り出して、その対策って症状が出るまで様子見が殆どだったと思います。
以前の検査体制が脆弱だった頃とか、偽陰性がコワくて陰性になった人が感染対策全然しなくなるんじゃないかなんて話が出てた頃とかとは、状況変わっていると思うんですよね。今、風邪かもなと思うと、抗原検査や簡易なPCRやってくれる病院なんて沢山出てきたし、陰性結果だって普段の感染対策やめる人なんていないでしょ。
だから、初期に話題になっていたように、疑いのある人は早期検査した方が良いんです。今ならできるのだもの。
☆濃厚接触者の人は、経過観察なんかしてないでなるべく早くPCR検査を受けさせる。
これでしょ。大体もうこのウイルスが感染させるのは、感染初期で発症二日前から一週間くらいまでで、二週間目以降は陽性でも感染力が殆どなくなるのはわかってきているので、陽性か陰性かもわからないまま二週間も待機しているなんてありえない。とっとと検査受けて、陽性者だけ念のため二週間目も自粛してもらうってのがせいぜいだと思う。
そして、できれば陽性になった人、症状出る二日前くらいから頻度高く接触している10人くらい単純接触者ピックアップして貰って抗原検査や簡易なPCR検査受けて貰えば良いじゃない。これだけ無症状者や軽症者からの感染リスクがわかっているのだから、そこに網を張らないと。
☆罹患者自身に単純接触者10人くらい連絡して貰い、早期に簡易検査受けさせる。スプレッダーなら行動履歴深堀りする。
このウィルスの特徴として、感染者のうち珍しい特定のスプレッダーが広めている事はわかっているのだから、この単純接触者検査で陽性率が高い人は行動履歴深堀してより積極的に検査していく。
検査結果で、陽性者きっとワンサカでると思うけれど、無症状者や軽症者は、自宅でもホテルでもいいから1.2週間動くなよって言っておけば、普通の人たちは、極端な自粛しなくても今くらいの感染対策で充分予防できていくと思う。
営業自粛や時短要請、マスクしての会食なんて無理スジを通そうとするよりも、疑わしい人を積極確認して、無症状の陽性者に網張って必要期間隔離しててもらう方が効果あるでしょう。感染人数増えてきたら全員の行動履歴追うのも難しくなるし、無症状者の中にだってスプレッダーはいるのだろうから、感染者の初期対応、そろそろ変えた方が良いと思うな。