2025年3月31日
日向です!
昨日、名古屋ボードゲーム楽市ってイベントに参加していまして、驚いた事とか考えさせられたことをまとめておこうと思う。
ちなみに2020年度モノポリー日本チャンプ、といつも謳ってはいるものの、ボドゲ界隈全般で見ると自分はエンジョイライト勢だと思っているので、専門家だとは思わないで欲しいです。
さて、ボドゲ業界では2015年からやたらとゲームタイトルが増えだして、私の推しの宝石の煌めきが出たあたりから急拡大し、200タイトル前後が毎年発売されている。良くコロナと絡めて語られることの多い話だが、コロナ直前が一番賑わっていた。・・というのが、半年前くらいまでの感覚だった。
東京では一人でボドゲカフェにふらりと入って相席でゲームできたのだけど、名古屋ではコロナ直前なら行けたけどね・・みたいな事をよく話していたし。
ところが、最近では意外と名古屋でもメジャーなボドゲカフェなら相席プレーが最近イケる。全盛期の賑わいが戻ってきた感じ。というか、コロナでファミリーエンジョイ勢が増えて、その何割かがボドゲカフェ等でもプレーしているのだと思う。特に大学生は友人を連れてくるので、大学近隣にあるボドゲカフェが繁華街よりも相席プレーに強い。
販売数が多いので、飽きられるペースも早くて、煌めき、オーディンの祝祭、なんじゃもんじゃ、アズールあたりから、ロングセラーになっているメジャーゲームがあまりない気がする。知らないだけかもしれないけど。アルナックの失われし遺跡は比較的新しくてみんな知っているか。。
でも、軽量級のゲームは明らかに洗練されてきていて、良作が多い。競争が激しいからかもしれない。
同時に、今回のブースを見て思ったのが、時代に押されての高額化だ。1万円に迫る?ゲームが散見されるようになった。同時に、こういうイベントでも、大量に買い付けていく積みゲー収集家は減って、良品を厳選購入する人が増えたんじゃないかと思う。今度、販売結果どんな感じだったか、馴染のショップに聞いてみよう。高額になっても、コンポーネントをちゃんとしようという流れになったのは、業界にとって良い事だと思う。日本のボドゲはこうじゃなきゃ。
あとは、ファミリー層が多い。私も子供と行ったのだけど、名古屋でプレーヤー人口そのものが増えてきているのはすごい嬉しいし、ファミリー層が厚くなるのは次世代に繋がるので益々嬉しいね。試遊している子供達が楽しそうなのは、非常に良い。
ボドゲは、育成面から見れば論理的な思考や本質的な洞察、理解力みたいなものが鍛えられると思うのだけど(インストからすんなりゲームの世界に入れるのは結構訓練がいる)、それ以上に社会性的なものが磨かれると思う。飽きたから負けそうだからって途中で放り出すわけにもいかないし、卓を囲うメンバーが全員楽しめるのは自分の勝ち負けよりも遥かに大事だって思えることがボドゲの魅力でもあると思うし。
当社の研修でも最近は、マーダーミステリーをレクに入れていたりする。プレイを通してお互いの人間性もよくわかるし、学びも深いし、面白いよね。