2009年6月19日

確かに少し

最近営業に回っていて、確かに少し明るい兆しが出てきた。
我々がメインで行っているフィールドサポート系の業務は、いくらお客様にプッシュしたって仕事が飛び出してくるわけではないけれど、不具合が出ている中でいつまでもほっとく訳には行かないものが、何とか予算化され始めてきた感じだ。
もう少し凌げば何とかなりそうだねという気持ちになるのは、本当に心強い。
しかし・・。
うちは開発をやらないから多分まだマシなのだろうけれど、開発系のIT業者の傷み方はちょっと半端じゃない。
一方で、通信や電気を扱っているうちより更にインフラ寄りの業者は元気になってきたみたいだ。
うちもそうだが、どこのお客様も口々に「今回のこの不況で、これまで目を瞑っていた事が全部表面化して色々考えさせられたよ」と言っている。
誰だって食べていかなきゃいけないし、経営者であれば食べさせていかなきゃいけない。
こういう時期にお仕事を出してくれているお客様には本当に感謝しているし、案件でたら絶対に声をかけるよと仰っていただける優しさにホロリと来る事もある。
一方で、創業以来見たことも無いようなとんでもない条件もワリと頻繁に見かけるようになった。
業界全体がガラリと変わるタイミングというのはこういう時期なんだと思う。
一息つける状況が来るといいな。