2008年12月3日

景気の悪い時の戦略

私が当社を設立した時は2003年8月、当時の景気はどん底だった。
実は起業する時というのは、景気が良い時よりも悪い時の方がやりやすい。悪い時に作ったベースであれば、悪い時は悪いなりにやっていけるし、良ければ環境に感謝するだけでいい。
良い時に作ったベースだとそうはいかない。痛みに耐える資質というのは中々後天的には作られないからだ。環境が悪化するとすぐにネガティブになって、それが益々悪材料になる。
仕事というものは不思議なもので、ポジティブな所に集まる。全体のパイが縮小していても、デキル人には仕事があるのだ。むしろ悪い時ほど過剰に来る位だ。
その代わり、愚痴ってばかりの人のところにはパッタリ仕事が来なくなる。
そしてもう一つ。いつも忙しそうにしている事。そして依頼や相談がきたら、懐深くできるだけ受けること。仕事はやっぱり仕事を呼ぶのですが、断ってばかりじゃ来なくなります。そりゃそうだ。
最後にもう一つ。
「人に優しく」
景気の悪い時こそ、優しい企業が実は良い企業なのです。だから仕事がそこに来る。「自分だけ」の優しくない企業や人は落ちるの早いと思うのだよね。
これは絶対。