2007年7月13日
会社や業界によって必要とされる人材像というのは様々で、求められるスキルも異なる。
うちの会社でもよく「ヒューマンスキル」や「ネットワーク知識」等とひと言で表してしまいがちになるけれど、本音でいえばもうちょっと違ったものになる。
うちのサービサーに求められているスキルというのは、突き詰めて考えれば「無理が聞ける」という事だと思う。お客さんの要望は様々で、時間・場所・技術・費用・交渉等、要求は多岐に渡る。正直なところ一人が現状で持っているものだけでオールマイティに対応するのは至難であると思う。時に遠方で、時に夜間で、現状の知識だけでは対応できない案件があるとする。状況が思い通りに整っていなかったとしても「何とかやり遂げよう!」と思えるかどうかが大切なのだと思う。そもそもうちのようなバックボーンの薄いベンチャーがマーケットで戦っていく為には、柔軟に対応できる応用力は不可欠だ。
一つの仕事の成功が評価され、次の仕事につながっていく。
おいしい仕事だけやっているわけではないし、どんな仕事も精一杯対応しているから会社として評価される。うちの場合サービサーはその評価の最前線にいるので、会社がスタッフに求める資質も当然こうした応用力に重点が置かれる。
不思議なもので、頑張って対応していく人はより技術も対応力も広がっていくし、諦めていい状況だけ選ぼうとしていく人は仲間の足を引っ張る事になる。
仕事をしていれば嫌な人に出会う事もあるし、相反する条件を突きつけられて板ばさみに苦しむ事だってある。何時間も時間を無駄にしてしまう指示も受ける事だってあるし、ちょっとイヤだなと思うことだって当然ある。そこを笑顔で真っ直ぐ進める人と私は一緒に仕事したいと思っている。