2007年10月27日
経営者にとって利益に直結しない買い物は必要であっても中々手を出しづらい。
間接的に必要であったり、未然にリスクを低減するものであったり、必要性そのものは理解していたとしても、現実に今何とかなっているものは後回しにしてしまうものなのだ。
さて、この手のものを買う気になるのは、どんなときだろう。
一つは現実感を持って必要性を認識したとき。「充分に起こりうる」という物に対策を打たない人はいない。
一つは決算前などで利益やキャッシュの余力を確実に確保できる自信があるときだ。見える時は手をつけやすい。
後はなんと言っても手間がかからないこと。
何度もあって相談して・・とか、押印してファックスを返送・・とか、時間的にも空間的にも手間がかかるのはやりにくい。やはりメールの授受で詳細まで詰めて、契約時やその一歩手前くらいでフェイストゥーフェイスで確認する。そこまで持っていけないとなかなか。
利益に直結しないものも、要る時にはしっかり買う。必要な体制は整えないとね。