2006年9月22日
業務の引継ぎというのは、中々スムーズにはいかないものだ。
自分がやれば何時間かで確実にできる、と思うところを何倍もの時間をかけて教えながらじっくりとやって見せ、実際に任せてみると更に何倍かの時間がかかる。
自分の頭の中では、既存フローとして関連づけられている事も、他の人がやって「新しい」と感じた場合には仕事と仕事の流れを理解するだけでも大変なことだし、ケースによって判断が多岐に分かれる場合はそれぞれの判断基準も明確にしなければ、同じ仕事を同じレベルで執り行う事はできないだろう。
それでも業務をバックアップする人材を育成することには意義がある。
苦しい育成期間を乗り切ることができなければ組織として仕事を安定化させることもできないし、何よりも「その人が新しい可能性にチャレンジする機会」を奪ってしまうことになる。
新しく取り組みたいことがホントに山ほどある。
今はそのためにせっせと人を育てている。