2008年2月14日

事業展開

今後事業を展開していくにあたって、どのような経営戦略を採ろうか少し考えてみた。
「アンゾフの製品・市場マトリクス」という考え方がある。当社では製品はサービスなのでサービスと置き換えて考えよう。
サービスと市場という二つの軸をそれぞれ、新規・既存に分けて4つのマトリクスとして考える戦略だ。これを当社に当てはめながら分析してみる。
まず、既存サービスを既存市場に入れる場合。販促を充実させたり、サービスを手厚くしたりして売上を伸ばしていく方針だ。今の軸足をしっかり固めて上を目指す。愚直だがローリスクで、この戦略部分は疎かに出来ない。
次に、既存サービスを新規市場に入れる場合。新しい地域を攻める場合がこれにあたるだろう。具体的にはお客様の要望が多く、最近提携パートナーが手厚くなってきた関東圏を狙いたいと思う。
そして、新サービスを既存市場に入れる場合。当社であれば有料紹介や派遣許可を使った人材サービスにあたるだろう。既存のお客様の様々なニーズに応える為にサービスの間口を広げてきた。段階としては質の向上やサービスの浸透にあたる時期に変化しつつあるので、「既存サービス・既存市場」に移行しつつあるところかもしれない。次策があるとすれば、関連する「運搬・廃棄」あたりになるだろうか。
最後に、新サービスを新市場へというオプションだが、これはまさに事業の多角化で最もハイリスクになる。だからこそ余力でやるべきものだ。
しかしベンチャーである以上は、やはり色々なプランを考えてしまうもので、手がけては進まないものもたくさんある。異業種交流会等にでるとそれこそアイデアは山のように・・・。
当社としては、地域拡大策が大きな戦略方針の一つになっている。新市場開拓戦略の要はマーケティングと資金。
・・・。手は少しずつ出しているものの、本格的に出るのはタイミングが必要だ。いつでも前に行くつもりで、今は足元を固めている。