2007年3月22日
水曜日の祝日を利用して栂池のスキー場まで遊びに行った。
なんとなくくっついていったのだけど、同行する友人達はヘリスキーが目的だという。
ヘリスキー??
全く前提知識も無いままヘリコプターに乗り込みぐわんと山頂へ。
ヘリに乗り込むのも初めてなら、圧雪していない場所に降り立つのも初めて。
ビックリするくらいの快晴で、大パノラマ。
そんな中、ありんこのように連なって山頂を目指すスキーヤー、ボーダー達。
「こいつぁえらいとこに来た・・」
ちょこちょこっと登ってから、山頂までいくのは早々に諦めて滑り降りる事にする。
うーん。こんなとこ、滑れるか・・。というか、無事に降りれるか・・。
みんなはワッセワッセと山頂を目指す中、誰もいないヤマを一人下り始めた。
滑り始めると普段とは違ういろんなことがちょっとづつわかり始める。
あんまり前に体重をかけるとスキーの先端がうまっちゃうこと。
曲がるときは気合をこめないと曲がりきれないこと。
国立公園だからというわけではないのだけど、やたらと木と仲良くなれる事・・。
慣れてくる頃になるとちらほら凄い勢いで滑り降りる人達が見え始める。
吹き上げる雪、見事なシュプール。
うわぁ・・、気持ちよさそうだ。
つられて自分もダイナミックに滑り始める。
コントロールの利かないスピード、ド派手な転倒。
2時間。
ヤマと闘い、大自然に打ちのめされて、何とか滑り終える。
振り返って滑ってきた山を見上げると、言葉に出来ない達成感を感じる事が出来た。
いやぁ。めったに出来ない経験をしたねぇ。
ヘリスキー、面白かったです。。