2005年3月21日

《気付き》

所謂、「デキる職業人」という人種は自分の見える範囲と、そのもう一歩だけ広い範囲の人達の事を気遣える人だと思う。
直接見知らない人と電話で対応する場合、如実にその人がどれだけ「普通の職業人」であるかがわかる。
電話の向こう側にいるひとにとっては、その人が「その会社」であり、「その集団」そのものとなる。
我々も良く、サポート本部などに連絡する場合に「あの対応はひどいな」と思うことが多々あるのだが、相手が一兵隊だと思って話している相手がスタッフ全体に影響のあるキーパーソンである事などきっと考えもしないのだろう。
翻って、我々が連絡のときに取り次いでくれているお兄さんやお姉さんが、意外に社内で影響力のある人物であるケースなど、日常的にあるのだ。
そこに気付く事ができるか、が、デキる職業人になるための第一歩であることは疑い得ない。