2007年2月22日

《当社ならではの強み》

自社の強みを活かした経営をしたい。
経営者であれば当然誰もが考える事だ。
では、当社ならではの強みって何だろう。創業4年目の半分を超えてちょっとゆっくり自社を振り返って考えてみた。
ちょうど今は、育成や研修に力を使っている大切な時期。毎日追われるように取り組んでいる業務もあって、ついつい目先ばかり気になってしまうのだがこういう時こそ会社としての向いている方向をきちんと示すのが大切。
一つは金融系を中心にこれまで培った信頼・技術を活かした営業を強化する事。
一つはクライアント一社や一つのベンダーに拠り過ぎないバランスのよい受注環境を作ること。
そして一つは、これまで磨いてきた経験や技術、人数的なボリュームを活かし新規にお客様を獲得していく事。
ベースとなる人材や資金といった部分は現在とても充実した環境にあると思う。資金繰りも大幅に改善しているし、既存のお客様を大切にしながら新しい人材を育成する運用体制も整ってきた。
だからこそのチャレンジが必要になる。それは今までに比べてリスクのある試みになるケースも多いし、実際現在そのために苦しい思いもしているのだけど、一つ一つを大切にした仕事を心がけていけば実ったときにきちんとそれなりの規模で返ってくるものだと思う。
今はそういう事を目指している。
一見無駄に思える事も大切に取り組んでいこう。
苦しいときというのは、「信頼」を得るためには大きな好機にもつながっている大切な時なんだと思う。
当社の現在の強みは、過去に培った一つ一つの小さな信頼を積み重ねて作った「チャレンジできる土壌」を持っている事だ。目先の果実はそれほど重要ではない。今こそどっしりとした経営の幹をつくりにいける好機なのだ。