2006年8月15日

《学ぶ》

インターンを受け入ると暫く途絶えていたアカデミックな会話を取り戻す自分に気がつく。
ナリッジマネジメントについては、私が大学にいたころ流行っていたマネジメント理論なので聞く機会は何度となくあったのだが、「知識やノウハウを共有する方法論」くらいのトーンでしかなかったような気がする。
私の中では、エンドユーザコンピューティングやもっと言えば「ファイルの共有やBBSの活用」の親玉くらいの感覚しかなかった。
昨日インターンにきている子と話をしていて、ナリッジマネジメントについて話を聞いていたら「SECIプロセス」についてや「ナリッジマネジメントの限界」といった耳慣れないコトバがたくさん混じっていた。一通り教わった後、かえって早速調べてみる。新しい理論というのは面白い。私が不勉強だっただけなのかもしれないけれど、当時「手段」にしか興味がいかなかったものが、理論的にも練られて面白いものになっているように感じた。
それとも、当時なんとなく聞いていて、今は必要に迫られているからか・・。
それにしても、インターンを受け入れると教えることよりも教わることのほうが多いので、なんだか少し恥ずかしい。