2025年3月24日

12か月研修

日向です!
この週末は24卒の新卒メンバの12か月研修に行ってきました!
新卒で集まれるのは、内定式・入社式・6か月研修・12か月研修の4回なので、同期で集まれる貴重な機会。毎年10名を新卒採用の目安にしている当社ですが、24卒は5名しか採れなかったんですよね。。
でも、今年はこの5名全員が1年間頑張って続けてくれて、この12か月研修にそろって参加してくれていることは本当に嬉しくって、楽しく働いてくれていると良いなぁって思っています。

さて、経営企画室で中途採用と共に、主に教育・研修を担当してくれている稲本君のもの、一年間の振り返りやキャリアについて考えてもらった後、僕の社長トークの時間があったのですが、今回はそのあとに交流イベントとしてマーダーミステリー→懇親会(というかお好み焼き・・)の流れだったので、社長トークは超短めにしました。マダミスって規定の時間じゃしゃべり足りないじゃん。マダミスファンとしては、最初のゲームはモヤっとして欲しくないんだよね。
大いに盛り上がったのだけど、割とお好み焼きまで時間余ってた。。むしろ社長研修トークを最後に回した方が時間調整何とでも効いたかも。5分とかになったらセツナイけど。

ま、でも、マダミスは盛り上がっていたし、犯人は捕まってハッピーエンドっぽかったし。チームビルディング的にはすごい良かったと思う。またやりたいね。

カンボジアに図書館をつくろう

トライアンフ代表の日向です。
カンボジアに図書館を建設していくこの企画、ドリームライブラリープロジェクトも今回で6回目。初回は2016年だったから9年目、7館(2館建てたプロジェクトが一度あった)。
私は毎回参加者だけど、このプロジェクトにはいつもリーダー(複数名の時はコアメンバー)がいて、クラウドファウンディングで資金提供戴いているたくさんの支援者がいて、何よりも、このプロジェクト立ち上げのHEROの橋本さん、ミラクルカンパニーのうーさんがいて、これだけ長い期間継続してこれたのは、ホント感慨深いです。こういう支援活動は続けるのが意義としては大きいからね。
今回のコアメンバーのきよえさん、くにさん、こばゆきさん、本当にお疲れさまでした。
Dream Library Project Season6


今回は、シェムリアップから約2時間ベンメリア遺跡の近くにあるクロニューン小学校。2025年3月15日開館式でした!
本は、クラウドファウンディングの資金から開館式前日に現地で殆ど仕入れるのですが、現地参加メンバーの持ち込みもありまして、当社からはクロマツアーズさんに寄りまして、ドラえもんとクレヨンしんちゃん、花より団子のクメール語版を寄贈してきました!もう追加製本は10年以上していなくて在庫限りだそうです。楽しんでもらえると嬉しいです。

壁のトライアンフロゴ、なんと手書きだそうですよ。職人すごいっ!デザインも色合いも完璧じゃん。。ちょっと書いているところ、見てみたいよ。


株式会社トライアンフ代表取締役社長の日向正嗣です。
経済産業省では、健康長寿社会の実現に向けた取組の一つとして、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、健康の保持・増進につながる取組を戦略的に実践する「健康経営」を推進しています。
この度、「健康経営優良法人2025」として、日本健康会議により、大規模法人部門に3,400法人、中小規模法人部門に19,796法人が認定されました。

当社では、健康経営に関する取り組みとして、「サハラプロジェクト」を契機とした健康増進手当の設立、チケットレストラン導入によるお昼ご飯代等食事補助、年間休日日数の拡大等、福利厚生の拡大に積極的に取り組んでまいりました。
また、これまでも、奨学金返済制度やIDECO補助制度、資格取得補助制度等を通じて、人的資本経営に繋がる積極的な従業員支援を行い、人に投資することにより戦略的に事業を拡大していく方針を取り続けております。
今回の認定を受け、引き続き健康的で、健全で、働きやすい会社作りに、我々経営者は勿論、社員やご関係者が積極的にかかわってきてくれた結果を認めて貰えた事、本当に嬉しく思います。
今後とも良い会社を作っていけるよう、取り組んで参りますので何卒よろしくお願い申し上げます。


健康経営優良法人認定制度(METI/経済産業省)
■健康経営優良法人2025 中小規模法人部門
https://kenko-keiei.jp/wp-content/uploads/2025/03/nintei2025_chusho20250310_2.xlsx

■日本健康会議
日本健康会議2025

お疲れさまです。日向です。
本日のプレジデントオフィスは、食事補助制度についてお話しします!

福利厚生として大人気の食事補助、要望としては結構昔から挙がってはいたんですよね。
導入して「使われる」福利厚生としては、圧倒的に人気が高くて、社員と話していても話題に上りやすい。
人的資本経営の中では、人への投資・・体作り・・と、繋がりやすい分野でもあって、去年からの健康経営の流れでも、話題になりやすいテーマでもあったし。
私としては、課題感の強かったイデコや奨学金補助を優先してきた経緯はこの順番で良かったと思っているのだけど、やっぱ、要望の強いものは行こうかな・・という事で、思い切っての導入となりました。いや、ホント会社としては「もう一段階の昇給」みたいなもんよ。厳しい。世間では「第三の賃上げ」とかいうけど、普通に会社の負担感は昇給並みに大きいしね。

チケットレストランの仕組みを利用させてもらっているのだけど、昼食代に限定せずに、当社では「食事補助」の立て付けですので、自炊派の材料費をスーパーで、みたいな使い方でもOKです。
朝のスムージーや、残業時のラーメンでも良いっす。健康健康!

日向です。秋はインターンがたくさん走って、学生と話す時間も長いのでその中で話していて面白かったことを備忘録的に残しておこう。

「今まで学んで、人生の役に立ったなぁという事は何ですか?」
って聞かれて、考えた。その時なんて答えたかちょっと忘れちゃったのだけど、印象に残っていて改めて考えた上で自分なりに話した。

☆ムーアの法則と、シンギュラリティ
自分のキャリアは、証券(投資家)✕エンジニア✕経営者だ。小さい頃からゲーム好きで「〇メガショック」みたいな広告の煽りに踊らされてゲームしてきた小さい頃、「倍々」増えていく容量と、メガビットが動いちゃう「メガドライブ」やアーケードが入っちゃう「100メガショック、ねおじおっ!」みたいなハードの魅力に沸き立った少年時代を過ごした。「ムーアの法則」を知ったのは大学の頃かな・・。半導体の能力が18か月で2倍になるってやつ。所謂、「指数関数的」にITの世界はデカくなり続けていくって体感と理論がバチッって一致したのね。すげぇやと思った。
2007年だか2008年だかに、「シンギュラリティ」の話を聞いた時。特に、デジカメの進化の初期と中々アナログに勝てなかった時代やら、普及し始めて一気にスマホに収まったスピード感。そして、「ヒトゲノムの解析」は大学時代の初期に数%ずつと、遅々として進まないなぁと思っていたのに、終盤の2年くらいでグワァと解析が進んで、2003年には概ね解読完了となり、まさに「指数関数的だっ」と驚いてた事を思い出していた。あぁ、シンギュラリティって、なるほど、ムーアの法則みたいなのが人類の発展法則にも言えるんだ・・って。
「俺達は、指数関数的に発展していく世の中で、微分された世界を体感して生きているんだ。」
って気づき。

☆ピケティの「R>G」
2014年にトマ・ピケティの出した「21世紀の資本」は、わかっちゃいるけど、やっぱそうかぁという話で、要は、資本収益率(R)が経済成長率(G)よりも大きいことを意味し、株主や地主が投資で得られる収益率R(5%ほど)のほうが、働いて得られる給料の伸び率G(1-2%ほど)よりも大きいという事を200年分ものデータから当たって提示した。すごく衝撃的だった。

☆企業価値は・・株価成長率は、「指数関数的」ではないか?インデックス投資とバフェット
私が大学時代の頃は、いわゆるデイトレーダーの走りだった。バリバリのテクニカル派だったし、日計りもするけど、どちらかといえば数週間のスイングトレードっぽいのを多くやっていて、成績は全然ダメだった。証券会社に入社した後、ちょこっとだけアナリストの勉強をしていた時があったのだけど、その時に「ランダムウオーク理論」とか「ドルコスト平均法」とか読んだ。当時の所感としては、テクニカルってちょっと傾向はあるけど、おまじないっぽいなそりゃ負けるわ。というのと、世界の投資収益率は長期で見ると少しずつ右肩上がりって期間の取り方次第じゃね?というの。特に「長期で右肩上がり」ってのは、バブル後10年以上にわたり日本の下げトレンドにどっぷりつかった自分(たぶん同時期のトレーダー)には全然信ぴょう性が無かったと思う。
そんな心境に変化が訪れたのは、たぶん2015年くらいだったと思う。2014年から旧NISAがスタートし、改めて政府方針的にドルコスト平均法的な、「長期・積立・分散」が語られ、NISA・IDECOによる「税優遇」、低コストのインデックス投資信託が出そろって「低コスト」が語られるようになった時代か。第二次安倍内閣は株高を煽りに行っていたし、そんな中、前項の「R>G」と改めて「複利効果」(のようなもの)を見た時だ。「指数関数的に発展していく世界で生きているのだとしたら、企業価値は・・株価成長率だって指数関数的なんじゃないか。」とハッと思い立った。。
株価だって、超長期で見る時には対数チャート(ログスケール)普通に使うし、何よりもバフェットの資産の増え方って明らかな「指数関数っぽさ」じゃないか。

☆「ファット・テール」百年に一度!は10年に1回くらい見かける。
投資信託を始めると、「標準偏差」を知ることになる。曰く、68%で標準偏差内の値幅上下に収まるよ。95%で標準偏差の2倍の値幅上下で収まるよ・・的な?やつ。おぉそれじゃ、価格下落の心構えとしちゃ、標準偏差の倍くらいの割合で見とけばいいのね。OKOK。という、残りの5%どころか、もっと確率の低そうな3標準偏差1%も標準偏差的には無くね?みたいな事が、市場では頻繁に起こる。で100年に1度のみたいな事を10年に1度くらいは聞くことになる。最近の8月のなんてしょぼい方だ。これを市場関係者は「ファットテール」と呼んで、プロ中のプロ(笑)なヘッジファンドが潰れまくったりする。これを学んだかどうかが、人生が・・企業価値が、指数関数上にいて、今の自分は微分された現状にいるって思っている自分にとってはすごい活きているんだと思う。

☆人生の勝負は「積立」リスクを取るか、「分散」リスクを取るか。
自分の会社も日本や世界の経済市況と高い相関性をもって成長したり苦戦したりしてきた。資本金100万で創業した会社は純資産1億を超えた。指数関数的に生きるなら今後10年で年商10億→100億、純資産1億→10億もまぁ行けるかもしれないし、行けないかもしれないし、そんな感じだと思うので目指したみたい。それをうちの会社では「プロジェクト、テンバガー」と呼んでいる。
「積立」って時間分散して、安心感は買えるけど、将来的な下落リスクは将来積み立ててカネを入れた分はすごく短期投資になっちゃうので、実は将来的なリスクヘッジにはなっていない。未来があんまりボラティリティ(価格の上下が無く)「指数関数的だ」と簡単に信じられるなら、今すぐ一括でドカンとお金なりエネルギーをまとめて突っ込んだ方が遥かに投資効率がいい。全部長期投資になるしね。積立が有効なのは、どっかで滅茶苦茶景気後退の時期が来るからだ。所謂ファットテールは必ずくるもんだから、ビビッて分散しているんだ。誰もがどこが天井でどこが底だかわかんない。そして、投資なり創業なりをしようと思うのは、大体市況が過熱しているときだ。たぶん今もそんな感じ。
自分が創業したのは、市況感では2003年のITバブル崩壊期。こういう時に自分のすべてを全突っ込みするのは強い。
「分散」はリスク低減の代名詞みたいなもんで、まぁ大勝は無いけど、最低限果実は取れる。でも、一回しかない人生だもんね。バフェットも家族や周りには、S&P500のインデックス分散投資を進めているけど、自分はゴリゴリの集中投資家。事業主なんかもたぶん、生活を守る最低限は分散も良いけど、自分の会社が一番儲かるって思って集中しとるよね。。

そんな話を、この秋のインターンとかではしていたりして、結構思い出に残ったんだよね。今の就活生って投資している人はこの10年だから殆ど負けてない。インフレ能ですごい刺激貰える。さ。今日も楽しんでいこうっ!