昨日に続きまして助成金のお話です。
助成金っていうのは、返さなくてもいい貰えるお金です。
名古屋って毎月150件くらいの勢いで今でも会社設立しているのですよ。
企業の人員削減もあって、起業を考える人も多いんでしょうね。
ドリゲに合うテーマですし、創業の時に使える助成金のお話をしましょう。
ついこの前、妻と話していた時に話題にのぼった事なのですが、脱サラ組みには嬉しい助成金があるんだそうです。
「受給資格者創業支援助成金」というものらしいです。
要旨としては、「雇用保険の受給資格者自らが創業し、創業後1年以内に雇用保険の適用事業の事業主となった場合に、当該事業主に対して創業に要した費用の一部について助成します。」ということらしいですよ。
スタートダッシュをしようと思ったら、貰えるお金を知らないのはもったいない。
要件を簡単に纏めると
1.雇用保険の基本手当の算定基礎期間が5年以上あること。
2.法人等を設立する前に、公共職業安定所に「法人等設立事前届」を届けること。
3.失業保険貰い切っていないこと。
4.自分が出資者で代表者で、常勤であること。
5.設立日以降3ヶ月経っていること。
もらえる金額は、
会社設立後3か月以内に支払った経費の3分の1(支給上限:200万円まで)
開発地域ではもう少し条件がいいそうです。
受給対象となる経費というのは、
1.会社設立・運営に必要だった経費
2.職業能力開発にかかった経費
3.雇用管理の改善に必要だった費用
私がざっと確認したところ、こんな感じでした。
詳しくは、愛知県の方なら「ひゅうが社会保険労務士事務所」までお問合せください。
その他の地域はお近くの労働局やハローワークで確認してみてください。

今日は少し内輪のお話です。
去年4月から妻がうちのお仕事を手伝ってくれていて、社会保険労務士を取得しました。
1年の研修期間を終えて、この10月から晴れて社会保険労務士事務所を設立しましたので、この場を借りてご紹介しようと思います。
社会保険労務士というと、一般にはあまりピンとこない士業の一つですが、まずはその辺からご紹介しましょう。。
経営者、特に起業家には常に悩ましい問題が三つあります。
1つ目は、売り上げ。営業とかお客様とかに言い換えてもいいと思いますが、商品にしろサービスにしろ売れないと会社が続いていきません。これが一番大きい悩みどころ。
2つ目は、資金繰り。創業当時はもちろん、資金の問題は会社が続いていく限りついて回ります。特にイッパイイッパイで回転させていると、お金まわりだけでいつも悩んでいるような状態になります。私も悩ましい時がこれまでのフェーズでもたくさんありました。
3つ目は、人材。会社は「人」です。でも、人って他の経営資源に比べてとても難しいのです。採用するにも教育するにも、手続きにも、心のケアにも、モノやカネを管理するのに比べて繊細で多くの問題が生まれやすい要素なんです。
社会保険労務士の守備範囲はこの3つ目。うちの会社は業務の区分けで言うとITなんだと思うけれど、一方で人材ビジネスでもあります。雇用が社会問題化している中、人の問題というのは非常に悩ましいところであっただけに、身内で社労士がいる心強さというのは本当に大きいのです。
一方で、士業というのは食べていくのが難しい業種です。「先生」はどうしても営業が苦手な人が多い。社労士も例に漏れず中々食えていない業種のようです。ポイントは、社労士のやりそうな社会保険の申請業務は社内の事務さんで殆どやれてしまうからでしょう。ここをターゲットにしていたらそりゃ食えません。それと、社労士の先生方は税理士事務所や社会保険労務士事務所などで修行を積んで開業するケースが多くて、企業の内実を知らなさ過ぎる・・、社会経験が足らないケースが多いまま「先生」になってしまうことが多くて、経営者側からは相談しづらいんです。
と、いうことで、ひゅうが社会保険労務士事務所は、ITベンチャーの旦那を持った「会社設立」や「創業支援」と、電子認証などの「IT」に強みを持った、「ユーザサイドSR」(社労士はSRというらしいです)というところを猛烈プッシュしていけたらなと思います。
そして今なら、中小企業緊急雇用安定助成金ですね。うちの会社もお仕事取りきれない日が出てきていますので、春から仕事が無い日には教育訓練しています。今のような時期に小さい企業がこうした制度を知って技術力を上げられるかどうかは、生き残りから次のステップへの発展に繋げられるかの非常に重要なキーポイントになるでしょう。私自身も取引先や協力会社の社長さんからこの制度のことを良く聞かれますし、中安金強い社労士の先生は今引っ張りダコのようですので、時代のニーズは相当あると思います。休業でも助成金はでますが、次を見据える経営者は教育訓練やったほうが金額も増えますし社員のモチベーションも保てますしお勧めです。手続きがちょっと・・大変というかコロコロ変わるのですが、それこそ社労士の出番でしょう。
ここ数日一緒に開業準備してきて思ったのですが、社会保険労務士の補助金業務ってちょっとイイ仕事です。国から補助金下りればその中から報酬も出るからお客様である企業の懐も暖まって自分も稼げるわけで。私も、なんだか今まで知らないで損してた事もたくさんあるなぁと思いました。
もちろん守秘義務もあるわけで、この数日で社労士事務所で相談をうけたお客様の事は私も知らないのですが、今は主要な顧客も当社しか無いのでじっくり相談にのれますので気軽に問い合わせてみてください。
ひゅうが社会保険労務士事務所
http://www.hyuga-sr.com
052-228-0462

マイクロソフトが無料のアンチウイルスソフト「Security Essentials」をリリースしたので早速昨日入れて使ってみました。
とりあえず、試して見たい人は
http://www.microsoft.com/security_essentials/
上記のマイクロソフトのサイトから落としてみてください。
使い方は、GIGAZINEさんのエントリが詳しいですね。。
ネットブックにインストールしてみたのだけど、ネットワークが認識できなくなったりwindowsupdateの自動更新が勝手に?有効になってみたりと中々思いもよらない挙動をしてくれて、復元ポイントを行ったり来たりしながら調整していたら朝になってしまいました。
だから、今日は殆ど眠っていなくて非常に眠い。。
しかし、ネットワークの問題は何でだか分からなかったのだけれど、競合していそうなソフトを消しながらきれいにインストールしたら問題なく入ったし、windowsupdateは今回入れた初期のネットブックのように容量がどうしようもなく少ない場合やIEのバージョンアップが嫌な人を除けば自動にするのが普通だろうと思うので、初心者にはお勧めできそうな感じです。
インストール後は問題なさそうですし。。
重さは、どうなのだろう。充分に軽いと思うけれど。。ネットブックでいけるのであれば普通のスペックのPCなら充分でしょう。どうしても常駐保護させるのに重くてイヤだというのであれば、プロセスや拡張子で常駐保護の除外設定できそうです。
わざわざ既存のセキュリティソフトを変える必要は無いと思うけれど、これからパソコン入れる人にとっては充分選択肢の一つになると思います。

2009年9月30日

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2009年9月29日

景気の波

100年に一度の・・という枕詞を聞いて、まぁそういうこともあるかなと思ったので一つ景気の周期のお話。
ヘゲモニーサイクルというのがある。100年くらいを一つのくくりにして、覇権国家の交代を目安にするサイクルだ。
恐慌を区切りにすると分かりやすい。
1929年のブラックサースデー。
1825年のイギリス初の大恐慌。
1720年の南海泡沫事件。
1637年のチューリップバブル。
と、遡れば100年に一度モノの大暴落というのは周期的にくるのだけれども、今回のもそういうものの一つなのだろう。
でも、なんだかまだ恐慌の時期的にはチョット早い。
少し周期を短めに取って、コンドラチエフの波というのもある。
技術革新を基準にする50年くらいのサイクルだ。
1990年代からのIT
1940年代からの電気・自動車
1890年代からの重化学
諸説あってわけがわかんないけれど、きっとバブル絶頂だった1990年頃を基準に考えれば、次のゼッチョーは、2040年頃として、ドンゾコは2015年くらいだという事だ。
でも、これも何だかまだドンゾコの時期的にはチョット早い。
大きな波が凹んできている時期だから、これからが厳しさ本番なんだろうなぁと思う。
しかし、小さい企業というのは限定された市場で勝負するので意外と短いスパンの景気の波でも勝負できるから頑張らないとね。