2011年7月1日

9年目挨拶

- 9年目挨拶 -

 毎年ご挨拶の冒頭に、感謝の気持ちをお伝えしておりましたが、第8期は創業以来最も大変な節目の期となり、支えていただきました皆様には、本当にお力添え戴きました。心から感謝しております。また、東日本大震災にて被災されたお客様・パートナーの方々には、心からお見舞い申し上げます。

 今期の経営環境と致しましては、ずばり復興がテーマになると思います。来るべき爆発期に向けて着実な準備ができるかどうかが、今年の明暗を分けることでしょう。また、震災後で意味合いの変わり始めたクリーンエネルギーにつきまして、昨年来取り組んできたスマートグリッド関連事業に関しては、新たな展開を向かえる事になりそうです。

 マネジメントでの重要ポイントとしては、採算性の向上となります。前の期にて大きく手を広げた箇所を丁寧に見直して、売上を伸ばし、コストを抑える。シンプルな意識付けを社員一人一人が行なっていく事を徹底していく事が、今期は大切になります。

 そしてこれまで創り上げてきた組織力を充分に発揮し、お客様にご満足いただけるサービスを追及していきたいと思います。

 大変な時代であるからこそ、当社に関係していただいた方々に当社のことを好きになってもらえるような会社でありたいなと想い、日々経営をしております。そのために、お客様にも従業員にも感謝の気持ちを忘れずに、ひたむきにサービスを向上させていく取り組みを今期は大切にしていきたいと思います。

 今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2011年4月5日

大阪オフィス移転

大阪オフィスの移転をアナウンスしました。
実際は3月から机やPC入れてみたり、回線引いてみたり、引継ぎ等を含めて活動していたのですが、4月からは本格稼動ということで、頑張りたいと思います。
震災や計画停電の影響で、3月末から今月にかけて、細かい調整が必要な場面が本当に多くなりました。このタイミングで関西というバックアップ都市での活動準備ができた事はお客様や現地のスタッフにとっても非常に心強いと思います。
スタッフ一同精一杯頑張って参りますので、今後とも何卒宜しくお願い致します。

年始より親しいお客様にはご案内しておりましたが、4月1日より大阪オフィスを移転しました。
今まではいわゆるレンタルオフィスで、プロジェクト発生時に名古屋より出動して現地のパートナーさん達と協力し合いながら対応して参りましたが、お客様や案件の増加や、手厚いフォロー体制がどうしても欠かせないということで、社員を置いての常駐型オフィスと致しました。
関東エリアが計画停電等で益々バックアップ都市としての関西エリアの位置付けは大きくなります。丁寧なお客様フォローやスタッフとの調整、東京や中部圏でお付き合いのあるお客様の開拓等きめ細かい営業活動を行なっていきたいと思います。
今後とも何卒宜しくお願い致します。
〒550-0006
大阪府大阪市西区江之子島1丁目7番3号 奥内阿波座ビル805号室
Tel: 06-6225-8466 Fax: 06-6225-8467

大阪オフィスを大阪府大阪市西区江之子島1丁目7番3号 奥内阿波座ビルへ移転

2011年2月21日

テレメータ

「スマートグリッド」の話を聞いたときに、あぁなるほど。これは「インターネット」のような大きな潮流になるな・・と感じた。
IT業界では「クラウド」といった技術の焼き直しのような「なんか昔からこうなると良いよねと言っていたところに技術が追いついてきたねぇ」というような新しい用語を作っては、IT投資を仕向けてきた歴史がある。
本当に画期的だったのはそれこそ「インターネット」と「モバイル」くらいかなと思うところに、久々にテーマ的に、スマートグリッド、ああこれは画期的という言葉に引っかかるかもと感じたのだ。
細かい定義は他に譲るとして、「ああ、電気やガスのインフラにITが手を突っ込もうとしているのね」という発想は中々良い。私はよく、このIT業界、開発は外国との雇用の奪い合いになるけれど、インフラ保守モノは中々国内のものが海外に出る事は無いという話をしているのだけど、その安定感の本丸はなんといっても水道・電気・ガスといった昔っからあるインフラものだと思う。だから、戦略的にもこの世界に手を入れたいなと前々から思っていた。
しかし、スマートグリッドといっても、うちの会社が燃料電池や蓄電池を扱えるわけでもなく、どこを入り口に参入していけば良いのかなと思っていたのだけど、やはりIT屋なんだからスマートメータが入り口としては良いなと考えていたのです。
なんにしてもそれ関係の仕事がやってみたいなと思っていたのですが、今月になってようやくそれっぽい仕事が出来ました。スマートメータっぽいものをどうやらこの業界ではテレメータと呼んでいて、その系譜やら保守をやっている会社、各社の製品の特性等調べていると中々興味深いものがあったりして。ジャンル的には少し電気っぽいことやら機械っぽいものが含まれてくるので、純粋なIT屋は敷居が高いと感じるだろうなと。しかし一方で、電気や機械側の人達が通信やITで乗り越えなければいけない壁はそれ以上に高いのだろうなぁと感じる世界だと思いました。
なんにしても、久しぶりに作業着を着て自らどっぷり現場に入ってやってます。これで得られる実績や経験は中々に得難い。本当に良い一歩が踏み出せた。