2012年8月24日

インターンシップ

来年の新卒採用に向けて、会社説明会のあと今年はインターンシップを行うことにした。
4名受け入れているのだけど、作業に入ってもらったり事務所で調整を行ったり。
みんな一生懸命だし、費用を気にせず研修できるので注意事項もしっかり伝達でき、作業前にも可能な限り研修を行った状態で現場に送り込める。
基本スキルはあるし、吸収力も高い上、短時間でノウハウを教え込むことができるので、実際にこの中の誰かが入社することになったら戦力としては中々期待できると思う。
8月9月は忙しい時期だ。たくさん経験を積んでもらう事は、うち以外の会社に行くことになっても、きっと将来活きる事になると思う。

2012年7月1日

10年目挨拶

- 10年目挨拶 -

多くのお客様、パートナー会社の皆様に支えられ、当社も10周年を迎えることが出来ました。まずは、関係者様の温かいご支援に心から御礼申し上げたいと存じます。

創業期からこの10年は、会社としての基盤を作ることを重視して経営の舵取りを行なって参りました。基盤となるお客様との良好な関係。基盤となるサービサーの質の向上、増員による受け皿の拡大。自社だけでなく、当社と同じように品質やお客様文化を重視していただけるパートナー会社様との信頼関係の構築。全国規模の案件を受注し運用できるネットワークや財務基盤の強化。どれも短い期間で達成できるものではなく、一つ一つのお仕事を丁寧に行なう事でビルドアップして参りました。

近年の日本全体を襲ったリーマンショック・大震災等の外部要因では、当社もその荒波により、大変苦しむことになりましたが、関係者各位の大変温かいご支援の下、9期は大幅な業績回復をはかる事ができ、この10期以降も力強く前に進んでいく体制に復帰する事ができました。

中期経営計画「Nest Alliance2008」は大きな外部環境の変化を勘案して振り返ると、その計画理念は充分社内に浸透し、良い結果に繋ぐ事ができたと考えます。詳細な検討は9期決算後に行ない、次期の中期計画と共に公表したいと思います。

今後の経営環境についてですが、引き続き外部環境は厳しい状態が続くかもしれませんが、サービス品質とお客様文化や思想を大切に一つ一つ積み上げてきた信頼関係は簡単に揺らぐものではありませんし、高く評価いただいていることがスタッフ一人一人のモチベーションにも繋がっています。急成長や急拡大等のギャンブル的なスタイルは当社には合いませんので、着実に力をつけ、一つ一つ信頼を獲得し、大きな仕事も堅実に安心してお任せいただけるような会社に育てていければと考えております。

一方で、IT業界を取り巻く環境は、恐ろしい勢いで変化します。技術はもちろんですが、情報産業は、通信・電力・物流・建設等の既存の垣根を越えて新たな思想の元、様々なスタンダードが生まれます。作り手には、発案し、開発し、売る仕事があるように、我々のような導入・保守・運用に携わる会社は、ユーザがそのスタンダードについていけるように支援する事が使命であり、変化についていきお客様に届ける事が仕事です。そのためには新しい技術を知っているだけでは片手落ちで、「それまではどうであったか」「どの分野とどの分野の基盤技術や思想が反映されたサービスや商品なのか」「お客様やユーザがどの分野を得意としてきたか既存分野ではどこに属しているのか。何が足りないと感じているのか。」という事がわからなくてはなりません。

今後とも全力でサービスを向上させ続ける企業であり、信頼を大切にする企業でありたいと思います。ご支援の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

2012年7月1日

静岡オフィス設立

静岡オフィスを静岡県沼津市新沢田町15-5コンフォールSKに設立

プロジェクトマネージャ試験の平成24年度春季結果発表がありました。
去年も挑戦して落ちていた試験だったのですが、何とか合格して良かったです。
今まで情報処理の業界にいながらITパスポートまでしか取得していなかったので、情報のレベル4資格を抑えておきたいなと感じていたので、喜ぶ・・というよりもホッとしています。
午前1は去年通過済みで免除になっており、午前2は80点、午後1は77点、午後2はAでした。
各科目6割とれば通過なので、難易度比較サイトなどでSレベルの最難関という位置づけの割には取りやすい資格で、正直なところ2週間くらい勉強漬けの時間が確保できれば十分仕上がる試験だと思います。この試験の合格率が低い理由はおそらく現実にプロマネをやっている人がロクに勉強時間を確保できていないという業界の現実によるものでしょう。
私が行った勉強方法を紹介します。
まず、午前1と2ですが、翔泳社の「情報処理教科書 [春期]高度試験午前I・II」を買いました。1は去年取得済みだったので、2011年度版です。一度理解しながら通読し、理解できないところは放っておきました。二度目は回答すぐ見て暗記しながらの通読、試験前にざっと問題みて回答がどの項目かわかるかを確認読み。理解度は7割くらいで充分通ります。
今年は午前2だけなので、去年の本の該当項目だけもう一度回答見ながら暗記通読しました。すっかり忘れてましたが、プロマネの項目は他の分野よりもシンプルで理解に苦しむところがないので簡単です。午前1は広い分野で浅く、午前2はプロマネ分野を中心にある程度深くという問題の振り分けですが、去年も感じたとおり午前1の方が勉強に手間がかかりますので、午前1が免除になると格段に午前の勉強は楽になります。一度応用情報以上で午前通った事のある人は、5時間くらい勉強時間があれば間に合います。去年の私のようにまっさらから午前1・2を受けるなら15時間くらいは学習時間が必要だと思います。コツは、理解に時間のかかりそうな理論的な問題と、新規にたまに出てくるような難しい問題は、勉強中も試験中も気にしないという事です。見たことある問題と、簡単そうな問題で6割を切るような事には、そうそうなりません。
次に午後1ですが、私はこれがプロマネの試験の一番難関だと思います。去年はここで落ちました。去年のミスとしては、通読時にちょっと誤解していたことがあって、回答の真ん中くらいで「アレッ?」と気が付いて問題文もう一度読んだら、あぁそういう事ね・・という感じだったのですが、この試験は何と言っても時間との勝負。失った時間は取り返せませんでした。
勉強に使った教科書は、日本経済新聞出版社の「プロジェクトマネージャ完全教本」。この本は前段の対策やら分析やらが面白くて、割とそこばかり読んでしまい中々億劫な内容に踏み込めないんですよね。
対策に、通読して下書きして・・って書いてあるのですが、去年私はその方法で前述の誤解が発生したので今年はやり方かえました。午後1は各見出しごとに設問になっているので、見出し読み終わったら設問いって解いて、次の見出しいって、次の設問読みに行って、という形にしました。あまり沢山短い期間に理解したり記憶したりするのが苦手な人はこっちのがお勧めです。
勉強方法は、実際に書いて解いてみるのが良いのでしょうが、私は読んで回答考えてみて、回答見るという、あまりお勧めできない方法を取っていました。学習時間は5時間程度だと思います。去年は国語のテストみたいなものなら大丈夫と思ってテキストの模範解答を全問一読して終えていたので、2時間程度でした。
午後1は国語のテストのように、文章内に答えのあるケースも半分くらいあるのですが、メンメンと受け継がれるプロマネ試験の模範解答みたいなものがあります。それは、「手戻りが発生してしまうから」とか「相手の担当者で行き詰ったら、その上司に相談する」、「納期・コスト・品質に影響が出る」みないな、何だそれか、のような答えで、パターンを知っておけば、あぁこの手の質問ね、と処理できるのだけど、国語のテストのように文中を探し続けるとさっぱり答えが出てこなくて時間が飛ぶように過ぎているというハマりパターンになります。
あとは、模範解答はシンプルに書いてありますが、文字数いっぱい使った方が有利なような気がするので、句読点は答えに入れないようにすると良いと思います。2問解かないといけないので、1問目は半分の時間以内に片づける意識が大切です。
続いて午後2の論文ですが、学習テキストはTAC出版の「プロジェクトマネージャ午後2 最速の論文対策」と、午後1でも使っていた完全教本。
最速の論文対策と謳っているだけあって、薄くて必要な対策は全部そろっており、これは絶対読んでおいて損はないと思います。実際に去年はこの例題とピタリな問題が出ていて、準備通り書けて自信満々でした。今年は、ちょこっとテーマがずれた感じもしますが、この論文用の部品を作っておく対策は相当活きたと思います。
完全教本の回答は、しっかり学習時間を確保してたくさん書き込んでこないと、ここまで中々制限時間にかけないだろうなぁというものなので、勉強効率としては厳しいでしょう。しかし、論文用の部品作りには参考になるので、読んでおいて損はなさそうです。決め台詞みたいなものは、私もそのまま使いました。
3問中1問回答でよく、その中でも「要員管理」が頻出します。テーマは要員管理に絞って準備しておくのが良いと思います。契約モノやら数字の絡むようなモノに手を出す人は、自分からハンデを背負いに行っているようなものでしょう。
試験中のキモとしては、設問アに時間と取りすぎない(書きすぎない)ことだと思います。後半時間が苦しいので。
しかしながら、これは取りやすい資格だなと感じましたし、文系出身者はきっと情報処理系の資格、基本情報もちょっと敷居が高いのではないかと思いますが、プロジェクトマネージャはねらい目です。何にしても取れて良かった。

2012年4月16日

《新年度になって》

今年は新入社員を入れなかったので、新年度の感覚がどうも希薄だ。
区切りというのは一定の期間を振り返って評価するためには必要なものだが、この3月~4月にそのような意識が低いのは、人事的な要因が大きいのかもしれない。
とにかく3月までは忙しかった。ここらで一呼吸を置いて体制を立て直すというのはどうしても必要だ。
本来きっちりやるべきところ、というものをもう一度きっちり行う機会を作るにしても、まずは走れと走らせたものの報告を受けて検証するにしても、時間がたちすぎてしまっては意義が薄れてしまう。
4月は「気持ちを新たに」と一旦振り返るにはとても良い期間だと思う。せっかくの機会だ。チェック、アクション、そしてプランまで大きなマネジメントをそれぞれまわす事にしよう。