2019年11月11日
日向です。去年、営業と人事の専任社員を採用して、私自身は数字を見る時間や分析する時間、考える時間に仕事をする時間を割り振ることができるようになった。I-FLATなどの新規ビジネスももちろんだけど、会社を時間軸や空間軸でいうところの点では無くて、線として、面として捉えられるようになったのは、すごいありがたい。で、改めてこのカスタマーエンジニア、サービスエンジニア、フィールドエンジニアと呼ばれる業界のやりがいについて、感じるままに書いておこうと思う。きっと新しくこの業界に足を入れようかなって考えている人の参考にもなると思うから。
仕事の「やりがい」なんて、人それぞれだと思うんだけど、IT業でいうフィールドエンジニアは、なんといってもお客様から「感謝」の言葉が聞けるホントに希少な職種。なんといってもIT業界は開発にエンジニアの8割が集中している業界だからね。殆ど「お客様」が感じられないのIT業の中で、エンドユーザとの接点を持っている我々は、「ありがとう」って言葉に支えられながら毎日を過ごしている。仕事は一日一日の積み重ねだからね。社会の役に立ってるって感じられるのは幸せだと思う。
次はフィールドワークの気持ちの良さ。事務所内で社内政治とパソコン相手だけで一日の大半を過ごすより、いろいろな場所で仕事したいな、たくさんのお客様と仕事したいって人もたくさんいると思う。数字のノルマに追われる営業職はちょっとって思っている人でもカスタマーエンジニアは天職って思っている人、結構たくさんいるんだと思うんだよね。
それとなんといっても最新技術が好きな人。中でも、ITはホントに好きなんだけど、プログラマになりたいわけでは無いんだよねとか、そもそもプログラム言語にそれほど魅力感じないわーみたいな人もある程度の割合で存在する。むしろそういう人のほうが多いんじゃないかなぁ。もちろんインフラエンジニア側にだって、必要な知識や技術があるから、好奇心や向上心は必要だけど、興味ある人にはすごいやりがいのある仕事だと思うんだよね。
上記三つは、よく求人のPRでもインタビューに答えているんだけど、今日はもうちょっと書こう。
採用の際に、既存の社員と話す機会があるんだけど、そんな中で出てきた「やりがい」なんだけど、エンドユーザじゃなくて、メーカーさんとか商流・発注者みたいなお客さんや社内の仲間たちの期待に応えられて、育ててもらった恩を返せているなぁって実感できたときにやりがいを感じたよって話もあったし、困難な現場やクレーマー気質なエンドユーザが自分の接客やサービスで、最初怒っていたのに最後は笑顔になった!みたいな時に、自分が解決したんだ、横論で貰えたんだのように、自分の腕や接客があればこそってのにやりがいを感じたって話もあった。それと、自分が導入プロジェクトに携わった機器が使われているのを見るたびにそこに行くと誇らしい気持ちになるんだって人もいたんだよね。この辺は建設業とかのやりがいと共通するのかもしれない。
いっちばん聞いて嬉しいのは、「トライアンフの仲間たちと一つの苦しかったプロジェクトを成し遂げて飲む酒の旨さ」みたいな達成感を挙げてもらう時。仕事って嫌なことも苦しい時もあるのが普通だと思うのだけど、社員同士の支えがあって乗り越えられたってエピソードは、この事業興して良かったなぁって思います。でも、このやりがいは受け身な人からは絶対に聞くことができないし、困難なことにチャンレンジしなくちゃ得られないものだから、感じられない人にはずっと感じられないかもしれないよね。
なんにしても、私の仕事は働いてくれている人たちに、「この仕事はホントやりがいがあるよね!」って言ってもらえる会社を作ることだと思うので、フィールドエンジニアの魅力が社員に伝わっていくと良いな。頑張っていこう!
2019年10月14日
2019年10月1日
2019年9月24日
日向です。
「つなげたいのは、気持ちです。」ってメッセージ、リーマンショックが過ぎたあたりから本当に何度も何度も話すし、いつからか理念は?って聞かれるときにもこの言葉を言うようにしてきたから、一番苦しい時に支えられた本心からの気持ちだし、社員はもちろん当社にかかわって戴いている全ての人に、特にこれから当社に入社しようかと検討している人達にわかって欲しいなぁって思います。
じゃぁ、その気持ちって誰のどんな気持ちなんだよ?誰に繋ぎたいんだよ?って疑問に思うでしょ?まずわかり易いのは、エンドユーザーの助けてくれ~って気持ちとサポートエンジニアの私達がお力になりますって気持ち。うちの事業の根幹だしね。商流にメーカーさんや商社さんが入っていたら、エンドユーザーの助けてくれーって気持ちに対して、メーカーさん達の我々の企業がお力になりますよって気持ちを繋ぎに行く、その役目をうちの会社のサービサーが果たしに行く。これもきっとわかり易い。さらに、新規設置であればそのパソコンやら商品一つ一つに、多くの作り手が参加していて、我々サービスエンジニアはその商品のラストワンマイルを繋ぐ最終ランナーの役割を担うわけで、作り手さんたちの製品に対する思いをお客様に繋ぐってポジションだよね。そこもわかり易いし、そういう気持ちで商品納入のサービスをしてる。ここくらいまではとてもわかり易い。
私が営業をやっていて、お客様やいろいろな関係者とお話をしていると、エンドユーザ接点を失っているなと感じる時もあれば、本来エンドの声を吸い上げる役割を果たすサービスエンジニアとの接点すらも失っているなと感じる時もある。そういう時には、お客様の感謝の気持ちやカスタマーエンジニアが感じるリアルな気持ち、そういうのをお客様に繋げる役割を担う。ここもうちの会社の存在意義としてとても大事。
社内に目を向けると、今あるお客様との信頼関係やお仕事の一つ一つは、当社の昔からいる社員やスタッフが一つ一つの仕事を丁寧に繋いで積み上げてきたその上に立っている実績であり、お客様を大事にし、仕事を大事にし、仲間を大事にしてきた想いの結晶なんだよね。新しく参加してくれる社員やスタッフメンバーには是非その思いを繋いでいってほしい。自分勝手な振る舞いや怠慢がいかに多くの関係者の大切にしてきた気持ちを踏みにじってしまうのか振り返って欲しい。利他の気持ちって人に押し付けるものじゃないよね。うちの理念は強制できるようなものじゃないから、まず私自身も率先して新しい人の不安な気持ち、不満の目もできるだけ受け止めて、積極的に調整役を買って出る。社員には家族もいるし、各商流のお客様担当者にもステークホルダーがいて、何らかの思惑だってあるだろう。こういう深いところにいる関係者の気持ちって見えづらいしわかりづらい。近いところにいる上司部下の気持ちでさえ、分かり合おうと思わなきゃ繋がらない。
ITの世界になんていると、どうしても効率効率言いながら、いろんな関係者の気持ちを疎かにしてしまう。お客様だって、社員だって、うちの会社のファンになってもらわなきゃ、良い仕事なんかにはならないのにね。だからこそ、社内で会う人会う人に、機会がある都度いうようにしていかなきゃね。うちの会社で大切にしなきゃいけないのは「つなげたいのは、気持ちです。」って。
うちの会社に就職しようかなって検討してくれている人達に送りたいメッセージとしては、本当に、変に野心満々でうちの事もお客さんの事もどーでもいいって人や、技術だけに興味があるとか金ダケのために働くとか、そういう人は例えスキルマッチしても続かないのです。反対に、ビジョンマッチ、カルチャーマッチさえすればスキルなんてどうにでもなります。だからうちの求人は基本、未経験者歓迎だし、文系、学歴関係無しだもの。
人数増えてくると、やっぱりいつもいつも私がそばにいて、自分テイストに会社を染めていくってわけにはいかなくなるからね。経営で理念やらビジョンやらが大事ってあちこち話されている気持ちがわかるさー。でも全然伝わんない。未熟だね。反省しきりです。
「つなげたい気持ちって日向サンの気持ちだよねー。」って聞かれたときに「違うよ違うよ。もっと全方位的なもんだよ。お客様の気持ちだったり、製品制作に携わった人の気持ちだったり、これまでお客様と信頼関係を築いてきた社員達の仕事にかける気持ちだったり。近いところなら、上司や新しく入ってきた人たちの気持ちだったりだよ!深く汲もうよ!」と、答えてはおりますが、しかしっ!当然のことながら私の気持ちも繋げたいです。
2019年9月3日
第16期の決算総括です。
株式会社トライアンフ代表取締役の日向正嗣でございます。
本期は、15期に引き続きWindows更改や消費税対応等の大きな需要に支えられ、継続して堅調な一年となりました。営業及び人事の中核人材の採用を始め、派遣需要にこたえるべくHRS(ヒューマンソリューション)事業部の立ち上げ等もあり、社内体制の強化を中心に、社員数やスタッフ数の増員に引き続き力を入れて取り組んで参りました。しかしながら、パートナー会社様各社様においては人員ひっ迫により、全体的なキャパシティ確保という視点で見れば大変苦戦しており、売上・利益ともに増収増益とはなりましたが、お客様のご期待に充分応えられるところまでは至りませんでした。しかしながら、頑張って社業に邁進して貰った社員に対して給与・賞与を増した上で増益を達成することができ、前々期にも増して純資産を積み上げていき、B/Sを意識した経営の健全化、安定化に向けては更なる前進できたと思います。懸案点としましては、広告宣伝費が約1800万円と大きく費やしているところに対し、採用効率や定着度が大きく下がって人の確保がとても難しくなっているところです。人こそが当社のサービスの源泉ですので、引き続き積極的に投資は行いたいと思いますが、会社の魅力を増していき、効率的な採用や運用を行って行きたいと思います。
拠点計画としては、2019年5月に大阪オフィス移転を完了し、年内にカンボジアオフィスの移転、高松市へ四国オフィス設立等を計画しております。体制強化を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
今期の新チャレンジとしては、ITデバイスのサブスクリプション、「I-FLAT」の取り組みを行ってまいります。投資先行型のビジネスモデルとなり、走りながらPDCAを回してよりよいサービスを模索し、大きく事業を育てる事が出来ればと考えております。今期も引き続き、社員一丸となって社業に邁進して参りますのでよろしくお願い申し上げます。