2023年11月29日
株式会社トライアンフ代表取締役社長、日向正嗣です。
当社では、創業以来社員の働きやすい環境づくりや、健康診断の100%受診目標、有給休暇の取りやすい社風、インフルエンザ等予防接種料金の全額補助、最近であれば男性社員の積極的な育休取得等に力を入れてまいりましたが、コロナ過を経て今期より本格的に健康経営に取り組むことに致しました。
改めて「健康宣言」を行い、私、日向正嗣を健康づくり責任者として健康経営体制を構築し、健康促進支援を行ってまいります。
また、運動機会の促進、支援も積極的に進め、その代表的な取り組みとして、「サハラプロジェクト」が立ち上がりました。スポーツを通じてメンタルヘルスの向上、チームワークの醸成、チャレンジする姿勢を支援する社風等、当社らしさが社員に伝わり、健康経営に対する当社の取り組みを社員、ご家族、取引先の皆様などにも是非知っていただき、ご支援いただければ幸甚に存じます。
◇サハラプロジェクト特設ホームページ
2023年10月27日
お疲れ様です!日向です。
夏からこの秋にかけて、たくさんのインターンの方にご参加いただいていて、本当にありがとうございます。ご準備頂いた各学校の先生方には、この場をお借りいたしまして御礼申し上げます。
さて、この時期の就活生には、カスタマーエンジニア職のやりがいとか業界・職種説明などを多く知ってもらった上で、その中で当社のお仕事も体験していただいているのですが、私が担当する日によく話している内容、是非中途で応募を検討していただいている方や既存の社員の皆にも聞いて欲しいなと思いましたので、書きたいと思います!
カスタマーエンジニアは、お客様先で導入や保守系の業務を担当するインフラエンジニアなのですが、私がこの業界に入った20年前の立ち位置は、購入後のアフターサポートみたいな感じで、「サービスエンジニア」という言葉の方が一般的で、収益が上がるのは購入時であり、ある意味コストセンター扱いされるものでした。よく、「無料で設置までサービスしときますよ!」的な感じで、あそこの部署はでっかい費用負担になるから簡素にね・・みたいな感じです。
それが変わってきたのは、いわゆる「サブスク」モデルがIT業界というか社会に普及してきてから。
売り切りじゃなくて、月額課金してこうね。みたいなビジネスモデルに社会変革が進んできました。私たちの業界もこのサブスクっぽい流れが普及してきて、うちの業界では、「LCM(ライフサイクルマネジメント)」みたいなものが本格的に受け入れられるようになってきました。購入やら設計やら導入、保守、廃棄・・みたいな各工程で課金するんじゃなくて、全部面倒見るから月々利用料頂戴ね。みたいな仕組みです。
一方、営業やらマーケティングの世界でも、このサブスクを中心としたビジネスモデルが一般化していく中で、結構でっかい変革があり、2019年のTHE MODELが当たったあたりから、コロナ過突入により、一気に「マーケティング」「インサイドセールス」「フィールドセールス」「カスタマーサクセス」みたいな概念がビジネス界では標準化していきました。いわゆる売り切りクロージングを基本とする営業主体から、部門の枠を超えて営業プロセスを継続化し、営業部門だけでなく全ての顧客接点で、お客様のビジネスの成功を支援していくことが、継続的な収益の維持・拡大に繋がっていくんだ。という考え方です。
THE MODELは、セールスフォース社のノウハウとして、オンライン系のサブスクサービスを行っている会社から火が付き、メーカーさんとかにも知られていく中で、「なるほどなるほど。じゃぁ我々オフライン系のリアルビジネスでのカスタマーサクセスっていうと、コールセンターは勿論だけどそれだけじゃないよね?」という感じで、我々導入・保守に携わる「カスタマーエンジニア」がカスタマーサクセスのド真ん中にいることが認識されていったのです。
となると、カスタマーサクセスで重要視されている指標を我々カスタマーエンジニア業界やそこで働いているエンジニア本人たちが知っていることはすごい重要で、オンボーディングや解約率の改善、顧客生涯価値(LTV)の向上のための解約率の低減がKPIとしてどういう意味を持っていて、みたいなことを我々の業界でやっていることに当て嵌めながら考えなきゃいけないわけで。
ま、この日本ではまだまだITというと開発系エンジニアが圧倒的に主流で、それはいわゆる売り切りモデルが収益の主流だったからなんだけど、このカスタマーサクセスのド真ん中のインフラ系、とりわけサポートを担当している我々はこれからの主流でありとんでもないレア職というか少人数しかいないって事。つまり、これからのIT系の主力は寧ろ我々だからうちの業界おいでよ!って頑張ってPRしているんです!
2023年8月31日
第20期の決算総括です。
株式会社トライアンフ代表取締役社長の日向正嗣でございます。
本期は当社創立20周年を迎える期となりまして、盛大に記念式典を執り行うことが出来ました。祝辞の映像コメントをお寄せいただきましたお客様各位には、改めまして心より御礼申し上げます。
アフターコロナが本格化したこの20期、いよいよ本格化した反動需要を受け止め期初より大きな成長の見込める1年となりました。
年商10億を掲げ、社員も意欲高く取り組んできたところではありますが、あと一歩届かず、残念な気持ちもございます。しかし、2割以上の増収と黒字転換での着地となり、お客様の期待する品質やサービスの向上を考えれば、無理な業績目標の達成よりも大切な事を社員一人一人が実現してきた結果の数値とも考えることができ、私の体面よりも充分に意義がある結果を残せたと感じています。
また、コロナ過より進めていた新規取引先からの無人POSや配膳ロボ、マイナカードに係るシステム導入等、社会変革に携わるような仕事も多く受注し、既存のLCMに係るキッティングやデリバリ、設定変更等のニーズも盛り返し、大きな需要の回復を感じる1年でした。それだけに、エンジニアの確保の難しさや燃料費の高騰等、運用の難易度は劇的に上がった一年になったと思います。
財務的には、コロナ過からのゼロゼロ融資の完済を含む、銀行借入を順当に返済削減しつつ、今後の金利上昇に向けて、利率の抑えた固定金利での長期提案でプロパー提案を中心に、魅力のあるご提案を戴けた際には柔軟に借入を行い、金利の支払いを抑えつつも強固な財務基盤の維持を続けてまいります。
節目の20期を終え、今期21期からは心新たにいままの延長線でビジネスを考えるだけでなく、飛躍につながるチャレンジができるよう、目線を上げた経営を行い、自分自身積極的な学びを心がける期にしていきたいと考えております。
20周年を経て本当にお客様からの大きな期待と信頼を戴き、この21期から、また、10年、20年と続き、お客様や社会に必要とされていける企業になっていけるよう邁進していきたいと思います。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
2023年7月7日
- 21年目挨拶 -
株式会社トライアンフ代表をしております、日向正嗣でございます。
多くのお客様、パートナー会社の皆様、そして社員やそのご家族の皆様に支えられ、株式会社トライアンフは20年全力でサポートサービスを展開してまいりました。改めて心より御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
ゴールデンウイークに行いました20周年イベントも初めて全社員集合いたしまして、盛大に祝うことが出来、素晴らしい仲間たちと共に会社を発展させてきた喜びと共に、これほど多くの社員やそのご家族に対して責任を持つ経営者として、身の引き締まる思いでございました。
また、たくさんの祝賀コメントを各社から戴きまして、その温かいビデオメッセージを社員みんなで本当に誇らしく、嬉しく拝見させていただきました。ありがとうございます。
さて、第20期を振り返りたいと思います。
半導体不足の影響が残る夏から一転、大変な好況となりました20期でございました。インバウンドを始めとしたホテル・飲食系、GIGAスクール後の文教系、マイナカードに係る公共医療系、勿論一般企業や小売り系に至るまで、本当に幅広い業種が活況になる中、多くのお仕事を戴きました。ご協力いただきましたパートナー会社の皆様、スタッフの皆様にも、お力添え戴きまして本当にありがとうございました。
一方で、円安、資源インフレの影響及び、技術者ひっ迫状況が急速に進み、過去にない程の安定調達に悩まされる期ともなりました。当社も多くのお客様に金額のご相談をさせて戴きまして、今後も高いサービス品質を実現・維持しつつ、ご理解ご協力いただければと考えております。
20期は、大きな増収・増益となり、会社としての成長を実感できた1年ではございましたが、この20周年へ向けての大きな目標と掲げていた年商10億円は、もう一歩届かずに終えることになりました。私も経営者としての力不足を感じた一年ではございましたが、目標に向けて全力で取り組んで戴いていた社員各位には感謝の気持ちを伝えると共に、力の及ばなかったところは何だったか、しっかり振り返って今期に活かしていきたいと思います。胸を張って前を向いていきましょう。
21期も大変大きな需要の見込める1年になりそうです。ご期待戴いているお客様にまっすぐ応えるべく、力を尽くしてサービス向上に取り組んでまいりたいと思います。
特に、人材調達や社員育成こそ当社の一番の強みでもございますので、たくさんの人達とのご縁を大切に、「気持ちをつないでいく会社」の本領を発揮してまいりたいと思います。
最後となりましたが、改めて20周年イベント時のスピーチ「20周年を迎えた今こそ伝えたいトップメッセージ」をお送りしたいと思います。