2005年2月14日
会社の仕事の中で最も必要な仕事は?
と聞かれれば、「仕事を取ってくる事」と応える。
つまりは営業だ。
始まりであり、営業なくして会社をまわす事は出来ない。
次は?
と問われれば、「実作業」と応える。
つまりはサービスだ。
商品がモノではないので、実サービスを行う事そのもの無くしてお金をもらう事は出来ない。
ちょっと視点を変えてみて、最も難しい仕事は?
と聞かれれば、「人の運用」と応える。
つまりは人事だ。
人が営業をして、サービスをするのだから、この仕事を誤ると会社の根幹が崩れる。しかも、「人」というのは、全てが計算どおり動くわけではない。数量化できないというのは管理する上でとても難しいものだ。
2005年2月13日
当社のコーポレートカラーは蒼色である。
蒼は元々好きな色だ。寒色系で基本イメージは「落ち着いたビジネス」、クールで緻密な感じを表す男性色である。コスモ証券時代は、同じ青系でも群青。私にコーポレートカラーについて教えてくれたメディアマーケティング時代の先輩は「深い藍」という表現を使っていたと思う。あの色も好きな色で、当時は必要以上にこってりした色使いを好んでしていた。
今の蒼はもっと空を抜けるような蒼。コスモ証券での最後の仕事、ホームページリニューアル時から使い始めた優しい蒼色。基本を白・黒にして、これをワンポイントとして使う。
デザインに関する部分を過度に意識するつもりは無いが、色は会社のイメージに直結する事が多い。大切にしなければ。
2005年2月12日
立命館大学時代に学んだ初めてのマネジメント理論は、「プロジェクトマネジメント」というものであった。私は、理論の本質のみを理解するタイプなので詳細説明は学者にでも譲るとして、大枠としては次の通りである。
「プロジェクト」というものを形付ける特徴としては、
■始めと終わりのある一連のタスクである
■限られたリソースを使う
■最終ゴールがある
■計画的・組織的なアプローチをして目標を達成する
■チームで作業を行う
という5項目が挙げられる。
私の大学時代や前職時代を知る友人達であれば、私がプロジェクトマネジメントの実行者であった事を理解してもらえる事だろう。
そして現在の起業家時代を迎えるにあたって、このプロジェクト指向とは異なる方向性を自らに課すことを決めている。それは、「going concern」という継続企業としての使命である。最近私は「企業は継続してこそ企業なのだ」という趣旨の発言を皆にしている。昔の東インド会社のような一プロジェクトで終わってしまう会社ではなく、継続することを前提にした価値、継続価値(going concern value)を高めていく会社であろうという意識を経営が持っているという事でもある。
2005年2月11日
友人が「毎日筋トレを行っている。体にいいから日向もやれ。」という話しを出した。
仕事から帰ってすぐに仕事に終われ、食事も電話しながら取り、タイムアップで眠る最近の暮らしの中でトレーニングの時間をする時間は正直無い。その旨告げると、
「腹筋5回、腕立て5回だけでもいいからやれ。いくら時間が足りなくてもそのくらいの時間はあるはずだ。」と切り替えされた。
確かに、そのくらいの時間は取れる。しかし、時間が合ったらやろうとしている事だって実は山ほどある。この毎日書き綴っている(ふりをしている)ホームページの更新もそうであるし、何気なくカードに触る時間だって時間があればあるだけ触っている。
つまりは重要度の問題なのだ。彼はムキムキになる事が重要であるだろうし、彼から見て無駄にしていると思われる、私の時間の使い方も私にとっては胸をはって自分に誇れる事に納得できるものだ。
あえて云おう。週末にお昼まで眠る事も、打ち上げで楽しく飲む事も、友達のブログにコメントを書くことも、私にとってはムキムキになるよりも重要な事である!
と、ここまで書いてみて。
体重計に乗る。・・ハラがヨジ切れる程腹筋をする自分がここにいる。(今は腹筋も重要なのだ!)
2005年2月10日
現場に出て終わってからデスクワークをする、という形を取っていると、普通のサラリーマンの二人分、三人分の仕事をこなしている事になる。現場に出たり、お客様先で打ち合わせをしたりしている間にも、次々とデスクワークがたまっていき、家に帰るまでには送らなければならないメールや纏めなければならない資料がたまりにたまった状態になる。
家に帰ると、「帰ったらすぐに確認して折り返します。」案件を仕上げて、次の日の案件のスタッフの予定が行き届いているかを確認する。週末であれば来週の予定を決定したりもする。連絡のたぐいは相手が寝てしまうまでが勝負になる。10日であればギャラの振込み確認も取る。
仕事の合間にプライベートで処理しなければならない案件を次々と片付ける。
気が付くと2時を超えて時間一杯である。私は毎日睡眠を最低3時間取ることを自分に課している。これは、昨年夏に仕事に追われて睡眠を削った挙句、日中に居眠り運転で追突事故を起こしたからだ。最低限の睡眠時間を確保するのは義務のうちの一つである。5時に起きるならば、2時がその日の仕事のエンドラインになるだろう。
最後に親しい友達に携帯でメールを送る。本当に眠たいときは、書きかけのまま眠ってしまう事もある。今週もぎりぎり何とかなった。