2006年6月14日
明日6月15日は、増資日となる。
1千万という資本の壁は起業を志した時からの大きな目標であったし、会社組織の体力を端的に示す一つの指針であると思う。
今期の目標としても可能な限り実現したいと考えていたのだが、今月に入ってからも可能かどうかのジャッジを含めギリギリの調整が続いてきた。
それだけに。
感慨も大きい。そして「増資」というプロジェクトを契機として、多くの保留事項が動き出す。こうした希望に溢れるドキドキするプロジェクトを進めることはベンチャー冥利に尽きるものだ。
計画を立てることは楽しいし、実は簡単な事だ。実行できるだけの条件を揃える事が何と云っても難しく、見込みが出来た時にリスクを抱えたままGOサインを出すのは勇気のいる事だと思う。経営者の実行力が問われるのは今だ。
皆が必死に戦ってくれる。報いるためにも唱えてきたビジョンを実現していく義務が私にはある。
2006年6月4日
営業マンが持ってくるパンフレット。
色々な商品の特徴やコストパフォーマンスが載っていて、営業の方も力を入れて説明してくるのだけど、私が一番興味があるのは「社歴」である。
たとえ簡単に示されている略歴であったとしても、その会社がそこまで行く間にあった会社の軌跡を追ってあれこれと想像するのは本当に楽しい。一番初めや最後で社長がビジョンを語っていたりするが、そうした事もいづれ社歴に織り込まれていくのかな、と思うと本当に感慨深い。
うちに営業に来る人は是非社歴とウラ話を持ってきてください。結局コラボれるかどうか?というところは、商品より何より「どんな会社か?」を見てしまうものなんです。
一日一日会社を育てている「社長」ならではの興味の視点だと思うのですが、「社歴」って面白いと思うのです。。
2006年5月28日
3期の目標を掲げて一年。非常に良くやってきたと思う反面、大きな課題を後回しにし過ぎたなと反省する事も多くある。
6月はそんな課題の集大成をしなければならないので、私自身は多少現場からは距離を置いてマネジメントにシフトしたスケジュールを組むことにしている。収益と云う観点からは、多少落ちてしまうのだがそこはスタッフを信頼して任せよう。
さて、6月の課題のうち、大きなものは追々また記載していくとして、小さなものはこの月末から徐々に動いている。昨日書いたインターンへの参加手続きや準備もその一環だし、今日のテーマである「保険」についてもやっとある程度成立させていくだけの体制が整ってきた。
思えば、「保険」に入らなければという意識は、起業当時からあったものの案件的にどうしても優先順位は下位になってしまい、検討から加入までの手続きを最後まで進めることが出来ないでいた。
保険会社さんにも何社もお会いして話を聞く機会があったのだが、結局は思うような商品を選びきる事が出来ないでいたのだ。
最近突破口になったのが、法人の専門部隊を持つ代理店で「アドバンスクリエイト」という会社である。残念ながら名古屋には拠点が無いのだが、フットワークが軽く、こちらの要望に合せて保険各社の商品を選びカスタマイズする。特定の会社の商品を売ろうという意識ではない部分がやはり良いし、何よりも「フェア」な感覚と法人が気になる部分に対する配慮がいい。
とりあえず必須となる損害保険部分をカバーし、規模や余力に応じてワキを固めていく事にしよう。皆が気がつかない部分での「安心」を確保する事も経営としては大切な仕事である。
2006年5月27日