2006年8月9日
事務所ができて以来、みんな仕事帰りにちょっと寄ったりして面と向かって仕事について話す機会が増えた。
マネジメントに関してや教育体制や業界分析などはなかなか社員間で共有の認識を持つことが難しかったことも、やはり話す機会さえあれば自然に伝えていくことができる。
普段直帰しているスタッフも可能な限りでいいから事務所に寄って色々な話をしていって欲しいな。業務上の不満や不安であれば改善できるかもしれないし、自分が働いているこということが会社にとってどういう位置づけであるのか?意味があるのか?というのを把握することは、お互いの仕事の品質を上げていく上でも非常に大切なことだと思う。
特に今期は狙っていることが多い。意思の統一は重要になると思う。
2006年8月6日
インターンシップとは何か。一般的な定義では「学生が一定期間企業内で研修生として働き就業経験を得る学習プログラム」と云うところだろうか。
バイトのように使っては、学校側も学生も不満だろうし、だからといって採算にあまりに合わない運用をしていたのでは企業サイドとしては負担があまりに大きい。
理解していない人は多いと思うが、「短期しかいない人材」に対してバイトのように単純労働以外をさせるのはリスクが高いし、そのために研修を行い教官一人をつける、というのは採算の取り様が無い。
人材一人の採算にかかる割合の小さい大企業であればともかく、小さい企業では新人を一人組織に加えるのは大プロジェクトなのだ。「今後」が期待できない学生をどのように扱うか?
と、そのように目先でインターンを考えてしまうと必ず行き詰る。結局はバイトのように単純ワークを任せるか、企業側が一週間涙を呑んでボランティアのようにサービスするか、という形になってしまいwin-winの関係は築けないだろう。
インターンは、もっともっと大きな構想の一環で捉えなければいけない。
6月のプログラムの主旨は、
1.インターンをやっている企業としての対外的な公告。
2.次回以降のインターンに繋げる経験と実績。
学生側には、表面で見えているように「社長との同行」や「増資・移転・組織変更」などの実手続きが見られるメリットがあるだろう。
今月のプログラムの狙いはもう少し具体的になって、
1.学校のキャリアセンターとの連携を強め採用活動につなげる。
2.学生が望むなら、そのまま起業させたり就職に持っていったりする。
3.他の企業の人事ノウハウをもらう。
というものだ。
今期の事業戦略は策定中であるが、その中心には「人事」がある。無論前期までの「財務」も課題の大きな部分を占めるのだが、現時点では増資直後と云う事もあり、今までのように「資金の上限が成長の上限」とだけは云えなくなって来ている。柱がカネからヒトにシフトするのは、成長企業としては健全な事だと思う。
当社の狙うインターンプログラムの効果というのは、その下地作りという位置づけとなる。若いパワーの溢れる魅力的な会社に育てていければ嬉しい。
2006年8月5日
身近にいる人は気がついているのかもしれないが、私には個人的な物欲が殆ど無い。
車は走って積めれば良いと思っているし、食べ物は飢えなきゃそれでいいし、住む所は寝れれば充分である。服もユニクロから抜け出せないし、スーツはイオンでシーズンオフに1万円の3割引を買ったりする。
それでも必要最低限はいるから、パソコンやカーナビ、携帯が無い所ではちょっと生き辛いかもしれない。
お金はその必要最低限が担保できれば、あとはあまり気にならない。ほったらかしてガッポリ税金で取られたり、借入やリースを断られたりするのは、賢くないと思うので、必要な対策は取る。夢追い人ではあるのだが、「宇宙旅行がしたい」等の無尽蔵にお金のかかる夢を追っているわけではないので、お金を追って仕事をしているわけではない。
しかし、私は自分を「強欲」だと思う。
その欲望は、モノに向いていないのだ。
「強欲であり物欲が無い」のは、経営者としては中々いい資質なんだろうと思う。
2006年8月4日
2006年8月1日
8月は多くの人がお休みで楽しそうな時期であるが、我々の業界にとってはかきいれ時でもある。
力いっぱい取り組んで、いい仕事をしよう。
毎年この月をめがけて必死に色々な下準備をする。去年であれば大阪展開であり、今年であれば増資や事務所移転であり、また新しいお客様の掘り起しのような新規の取り組みである。
新しい事をやるときは、多くの不安が付きまとうのだけど、ここでグッと伸びる事が出来ればこの一年を占う大きな試金石になる。今年もいい手ごたえを感じながら8月入りすることが出来た。6・7月と利益にとらわれず広い範囲のお客様の仕事を丁寧にこなした事がとても活きていると思う。
アクセルを吹かし始めたときこそ細かい仕事を丁寧に。一つ一つをキッチリ仕上げていこう。