2006年10月19日

はじめての資金調達

実はうちは自己資金だけで今まで回してきていたので、借入やら資本注入やらで外部の資金を入れたことが一度も無い。
かっこよく「無借金経営」といってきたものの、資金需要がまったくなかったかといえばそんなことも無く、去年までは明らかに「資金の上限が成長の上限」という状態で走ってきた。
おかねは無ければ無いなりにマネジメントしていけると、思っている。
でもあれば、現在の状況よりワンランク上にはいけていただろうなぁとも思う。
今までも国民生活金融公庫やら何やらで、借入の交渉を行ったことがあるのだけど、結局最後に「会社作って間もないしねぇ。」とか「だったら連帯保証人もう一人つけてください」という感じで、クローズまでいけなかった。
VCは、アリだとも思うのだけど、成長のスピードについてうちの会社のステージにあう方向を一緒に模索するのはとても難しい事だと思う。
今回3期決算を終えて、初めて取引先の金融機関さんとちゃんとお話ができた。会社も3期回ってある程度利益が出ていれば、普通に交渉してもらえる。まだクローズまでちゃんといけるのか最後まで見てみないとわからないのだけど、融資の担当者さんもとても前向きで信頼できそうな感じを受けた。
キャッシュフローに余裕ができれば、やれることはたくさんある。まとまらないかな。まとまると良いな。
せっかくお客さんがいて仕事があるのに。
せっかく当社で働きたいって人がいるのに。
うちの支払いスパンが短すぎて事務負担が大変だってお客さんには、少し長めに期間を取ってあげて、そのかわり利幅を上げてもらえれば双方にメリットがあると思うし。
ま、どちらにしても書類もそろえたし、駄目なら駄目でまわしていける力は充分あるし。あとは経緯を見てみよう。

2006年10月16日

B-ing:30代のアニキ

B-ing:30代のアニキ

B-ing:30代のアニキ

2006年10月14日

新しいサービス

昨日、うちのスタッフと飲みに行って、今動いている本業サービスはもちろん大事なんだけど、何か新規サービスがやりたいねって話がでた。
んー。とりあえず自分でも考えて見たんだけど。
できれば、なにか強みを生かしたサービスだといいよねぇ。
ちょっと初心に帰ってオンライントレード関連のセミナーなんて面白くないかなぁ。
インターネット取引ってみんな家でやっているから、実際取引しているトコって中々見たことないっしょ?
証券会社行こうものなら
「とって食われる」
みたいな感じもあるし(苦笑)
昔のイメージで、何百万も無いと取引できんみたいな先入観もあるだろうし。
その辺が、株式投資初心者取り込みでうまくいかんところだと思うわけさ。
「これだけ知ってりゃネットで株取引できる!」
みたいな方針で、株式興味あるけどコエーって思っている人に向けて取引に必要な基本部分をさらりと説明して、僕が実際に売買するところを見てもらうの。
今ならリソー教育や中外鉱業やネクシィーズあたり、一万円くらいで買えるしねぇ。セミナー中に損してもどってことない金額だし。
どうだろ?参加費3000円くらいなら、チビッと見てみたいなぁって思っている人おるんじゃない?
ふぅむ。アンケートでもとってみよかな。
■と、いうことでアンケート
「アンケートページがてきとーすぎです。」
という意見は受け付けません

2006年10月13日

一般労働者派遣

ITベンチャーで人材系サービスをやっていて必ず悩む問題は「請負」「派遣」の問題だと思う。
お客様から派遣ニーズというのは非常に強くあったのだが、この派遣許可というのは敷居がものすごく高い。
結局今までは「請負」形態でのみの受注となってしまい、働けるチャンスも非常に限定的になってしまっていた。
人材の流動化が叫ばれて久しいし、色々なワークスタイルを口先では推奨していても、一転現実の「規制」の壁は非常に高かった。
それでも。
本当にようやく何とか取得までいけたなぁと胸をなでおろす。
派遣元責任者になるための経験の壁。
1000千万円の資本の壁。
事務所の広さ要件の壁。
機会を逃さないための組織作りに第三期は必死になった。
最高のサービスパフォーマンスを得るために、人材をどのように運用していけばいいのか。
当社だけでなく、お客様も、そして国のシステムも真剣に考えていかなきゃいけない課題の一つだと思う。

2006年10月13日

《岐路》

昨日はN社のミーティングに参加した。
当社は金融関連の仕事も多く受注しているのだが、これまでその多くはPCの現地設定と同じく、現地での保守・調整というものの請負を主体としてきたものだ。
しかしその派生で、人手の足りない生産部門や流通部門のお手伝い的な業務もお引き受けする機会があったのだけど、最近は景気の上昇を受けて増産傾向にあり人手不足が顕著であるということである。
お仕事がたくさんあるのはとてもありがたいことだし、当社のフットワークや実績を評価していただいている事も本当に感謝している。
しかし。
ポイントは「人材」と「資金」に尽きる。ベンチャーにとってどちらも有限資産である以上、無尽蔵に用意することはできない。
特に人材の確保は現在の愛知県では容易ではない。評価してもらっているのはありがたいし、情においては是非何とか協力したいのだけど、未開拓の分野でどう戦っていけるか。
資金に関しては、財務戦略のシナリオを何通りか作ってみた。まだ明かす段階ではないけれど、取引銀行様を中心に準備することは可能であると思う。
そしておそらく最も重要なポイントは、人にかかる現在のコストと採算を運用するお客様がどこまで理解できるか?という部分に集約されるのだと思う。
請負よりもより派遣に重心が移ってしまう「生産・流通」にかかる業務は、労務に関する責任とコストをお客様サイドに認識していただく必要がある。その上でWIN-WINの形が見出せるビジネスモデルに仕上がるか。判断の岐路に立っている。