2006年12月28日
最近、採用に力を入れているので、いろいろな企業から営業が入る。
人は欲しい。しかし、余計に使うお金はない。
掲載する我々企業側にも、採用のスタンスや付き合いたい担当者像というのはそれぞれあると思うので、今日はそのあたりを書こうと思う。
私自身が「嫌だな」「付き合いたくないな」というタイプは、「プッシュマーケティングタイプ」だ。
とりあえず足を運んで、「いい記事書きます」「次いついつあいてますか」「現状の営業の方に満足してますか」と来るタイプ。アポとって上司連れてきて、カタにはめようっていう感じがヒシヒシと感じられるもの。
そして「交渉術」を使うタイプ。人事の絡むシーンでは、私自身「交渉術」を使わないようにしています。人事に「営業」のプロはいらない。私はそもそも前職のころから「プッシュマーケティングによる対面営業」は人一倍性格的に合わないのです。
心当たりのある会社さん、いらっしゃいますよね。
私は時間があればとりあえず可能な限りお話だけは聞いてみますが、このタイプでいる限りは絶対に契約しません。特にリクルート系の代理店さんに多いので、現行のリクルート系担当さん以上の企画とサービス精神をお持ちでない会社の方はムダ足になることを覚悟してきてください。(そもそも今のリクルート代理店の担当さんのレベルと私の評価・信頼感は非常に高いです。今のところ他の代理店さんからいい情報もらっても多分今の担当者さんからお願いすると思います。)
一方で、付き合いたいなと思う業者さんというのは、どんなタイプかというと。
1.無料・もしくは低料金で一発目を持ってくる会社
2.自分ところのサービス以外のものや情報を「付加価値」として持ってくる会社
3.ベンチャースピリッツを刺激するプランを提案できる会社
4.時期的・地域的・媒体的なメリットをタイムリーに持ってくる会社
5.一発目にトライアルでやってみて成果をあげられる会社
あとは、もちろん情報やノウハウをたくさん持っていて、組んでメリットが目に見えるかどうか。
なんにしても人材は企業の生命線。真剣に取り組んでいこう。同じ目線で創り上げていける会社とは、ぜひ協力して戦っていきたい。
2006年12月27日
ベンチャーにはお金が無い。
特に、うちの会社にはお金が無い。
だから、当社の新卒採用は各学校さんと連携した地を這うような採用戦術をいままで取ってきた。
効率的ではない。しかし、考えるよりもまず動いてみるのが私自身の正着手。
人材採用業界に関しては昔から興味がある。
興味というか疑問がある。
年々早くなる採用戦線、学生は大学3年生の心の準備も出来ないまま手探りで就職活動を開始し、企業は再来年の募集規模なんて正直さっぱり読めもしないのに採用活動を開始しなきゃいけない。
こんな形、某大手ポータルサイトを保有している企業以外の誰が望んだんだろう。
なんで、求人の活動をするだけで、うちの創業資本金の全部を使わなきゃいけないようなカネがかかってしまうのだろう?
これってホントに、インターネットという中間マージン抜く会社を経ないスタイルに乗ってやっている事業なの?トラストやカルテルって介在していないの?
そんな疑問に誠意をもって対応してもらえた会社があった。
市場価格からすれば「破格」、アイデアとしては「斬新」。
「当社」にマッチした提案を持ってきた会社だ。
こういう会社があるってことが、ベンチャーをやっていてとても面白いと感じる瞬間である。
そう。いつものように動きながら、うちの会社ならではという「戦略」を築いていければそれで良い。win-winを志向していける会社があるのならば、一緒に戦略も創って行ければそれで良い。
来年一年、新卒市場でもまっすぐ戦っていこう。
うちには、提供いただくサービスの価値に対して、現在お支払いできるお金はやっぱり市価には程遠い。
ま、間違いなく採算的にウチは良いお客さんではないので申し訳ないんだけど、でも、せめて感謝の気持ちを込めて、「こういう誠意のある会社があるんだよ!」って事をこのブログを読んでいてくれている社長さんや起業家のタマゴにも伝えていこう。
《ベンチャーオンライン》
数歩先に行くベンチャーの先輩としても学ぶべき姿勢だと思う。こうした「お客さんの目線で考えられる」「お客さんの感謝が報酬である」といえる志とそれを実行できる風土は、ずっとうちの会社も持ち続けていけるといいな。
2006年12月26日
今日、日経新聞を読んでいたら、セカンドライフの話が載っていた。
前から、日本語版がでたらやってみようかなぁと思っていたんだけど、こんなに大きく取り扱われるほど、知名度高いもんだったのかなぁ??
インターネットが出来て以来、ネット上のバーチャル空間とリアルなビジネス空間が結びついたら面白いだろうなってのは、ま、ITがチョコっとでも混ざる起業家だったら考えてしまうものなのさ。
まぁ、とりあえずこれだけ注目されてくると、「バケル」可能性も大いにあるわけで。英語版、参加してみることにしました。
感想は・・・。
うーん。
よくわからん。
面白さも、まず何やっていいかも。。
この世界に必要なのは、ズバリ!「ガイドさん」じゃないのか(笑)
忙しく年末働いているビジネスマンにはじっくり模索する時間は無いさ。
なにやらセカンドライフを基盤とした起業家もでてきたみたいだから、その辺に期待・・・。
というか、もしよろしければ、お暇な人いたらザザッとお試ししてみてどんな感じなのか教えて欲しいさ。
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参考記事
ジャパンインターネット
東京新聞
Youtube掲載「セカンドライフ特集(MXTV)」
2006年12月25日
私がこのステージまで進んでくるまでに多くの起業家の背中を見た。
ベンチャーマインドというのは、中々一人で熟成されるものではない。
更に一人では、「会社」を運営する為の知識やノウハウを網羅する事なんて無理に決まっている。
だから、「社長」になろうとするヒトは等しく、先駆者の背中を見たいと思っているし、できればホンの少しだけ先を進んでいるヒトの話を聞いてみたいといつも思っているものなのだ。
私はそうだったし、今もそう思っている。
だからこそ、新しく会社を創ろうという同志には自分の想いやノウハウで分けてあげられるものはどんどん提供したいと思うし、少しだけ前を歩いている社長として伝えられる事はきっとあると思う。
前置きが長くなったのだけど、最近当社がお世話になっている保険代理店の方が「面白いベンチャーがあって、社長が会いたいって言っているよ。」というお話を持ってきてもらった。創業して5ヶ月。デキタテホヤホヤの会社である。
株式会社アクティエージェント
藤田利久社長
本人からメールが届いてスグにあってみたくなった。
先週、日中は埋まっているし、年末は仕事も多い。土曜はどうか?と提案して見ると二つ返事でOKがくる。
早速土曜日、紹介してもらった保険屋さんも入れて3人でお話しする機会が持て、フレッシュな刺激をたくさんもらう。きっと私からも何かを感じてもらえたのではないだろうか。
お互い同じ年齢で、同じタイミングで結婚して、と、共通点の多さも手伝ってあっという間に親しくなった感じだ。
起業家との出会いというのは、常にこんな感じである。唐突であり、忙しい時期だろうと時間を捻出し、いきなり親しくなる。こんな出会いにあふれているからベンチャーはやめられない。
技術力もあり、人柄もいい。お互いブラッシュアップしていって成功するといいなぁ。
ウェブ系システムに強いようなので、コラボれる会社さんがありましたらぜひ会ってみて欲しいと思います。ベンチャー同士win-winの関係を築いていけるといいですね!
2006年12月22日
うちの会社では、社員全員がそろうタイミングがめったにない。
フィールドワークが主なお仕事である限り仕方がないのだけど、全体でミーティングしたいなぁと思っていても、土曜も日曜も業務後になる夕方にしても殆ど誰かはお客様と絡む時間帯になっていてなかなか時間が取れない。
「朝」しかないんだ!
とみんなわかっていたんだけど、みんな遅くまで頑張ってくれているしなぁと思いなかなか実現しなかった全体ミーティング。
しかしながら、年末。どうしても今年の歩みや今後の方針は伝えたい。
そこで、思い切ってやりました。
<歳末パワーモーニング>
6時半にみんなで集って30分という凝縮された時間で、簡潔に報告・連絡する。
もちろん終了後も現場の近い人や遅い出動のスタッフに関しては個別に相談などもしたのだが、ぎゅっと詰まったよいミーティングができたと思う。
目標としてはやはり月1回くらいはミーティングタイムを持ちたいが、負担になるようでは逆効果だと思う。それでもやはり重要なタイミングできちんと締める。そうした試みが会社としての繋がりを強くしていくんじゃないかな。