2006年3月21日
社長の3月末の仕事は地味だが重要の事が目白押しである。
各社の経理負担を軽減するために、請求書は早め早めに作成していかなければならないし、4月から始まる新規の長期案件もまとめなければならない。
しかし何よりも大きいのは「移動」である。
クライアントの営業窓口が変われば、受注ルートがいきなり途絶えたりもするし、1案件を見ても担当者が転勤になるだけで大騒ぎである。
直接のクライアントだけではなく、そのお客様であるベンダーや、エンドユーザの担当者の移動についても同じ事がいえるので、年度をまたぐ案件はそれだけで大きな不安要素を抱えている事になる。
あらかじめ年度がまたぐ事が見えていれば準備も出来るのだろうが、我々の受けている3月ワークはそもそも計画がギリギリ納期に収まらない範囲で組まれているため、納期後の4月に持ち越してしまうケースもよくある。これが恐いのだ。
仕事は完遂できるのだろうか?料金の回収ルートは途絶えないのだろうか?
特に今年はクライアント先の大手ベンダーが子会社を吸収したり再編したりと忙しいので、「情報収集」と「顔つなぎ」は非常に重要な仕事になる。
本当にアツい3月はこのあたりの時期から始まるのだ。