2005年3月26日
世の中には、ハイリスクハイリターンの話やその成功話というものは、溢れる位に存在する。
高いリスクを潜り抜け、莫大なリターンを手に入れる。確かに男なら胸躍るストーリーだろう。
だが、経営が考えるべきはリスクに対してリターン大きな案件をどこまで手がけることができるかに尽きる。
しかし、ハイリターンを望むときにリスクが高くない、という案件は殆ど世の中には転がっていない。
やはり手の届くところにあるのは、ローリスク・ミドルリターンの案件である。
世にあるサービスや商品で、こんなものになんでこんな価格がついているのだろう?と疑問に思ったことは誰でもあるだろう。
だが、「専門家が作ったのだから」「雰囲気もサービスだから」といった理由でリターンは大きくなる。
さて、こんなことを語ると、夢がないとか面白くないとかの反応が返ってくる。
絵的に面白い経営がすばらしいというならば、私はすばらしい経営者になんてならなくてもいい。