2005年1月25日

《中部国際空港》

云われるまでも無く、国をあげての超巨大案件である。
私の父は、土木の担当としてその区画の一部を担当していたが、ここ何ヶ月というものろくに家に帰る事も出来ずに、一つのプロジェクトを指揮していた。長い事仕事をしている姿を見ているが、これほど過酷な状況はここ何十年も見た事が無かった。
今日がその案件の最終検査日であり、丁度先ほど全ての工程を終えて帰宅した。口元には雨が降らないようにと縁起を担いだ無償髭があり、これは非常に母には不評だった。27日はセレモニーだ。この髭もそる事になるのだろう。家族でささやかに乾杯をしこの半年の仕事の完了を祝う。
何にしろ、歴史的な事業の一つだ。よくやった、と思う。