2004年12月6日

《起業》

サラリーマンだった頃、社長というものはどうやればなれるかよくわからなかった。よくわからないモノになるために勤めている会社を辞める。これは勇気のいる事だ。新規ビジネスの事業計画というものは全て机上の空論でしかない。だからサラリーマンから起業して成功するためには、業種か客かを引き継がなければ成功率は殆んど無くなる。自分の場合はどちらもなかった。ゼロからのスタートである。しかしゼロから始めた創業社長には、何かを誰かから引き継いだ社長にはない宝物が一つだけある。それは「全てを失ってもまた創り出せる」成功体験である。