2006年9月17日

未熟を恥じるな

ベンチャーの社長は「カンペキ」ではない。
ココロザシを高く持ち、創業の道を歩んでいくにしても、直面する課題はマワリが思うほど少なくなく、コンサルが云うほどキレイに線の引けるものでもない。
更に駆け引きの多いポジションだから、関係者の話は利害抜きには考えられないし、第三者からの評論では実戦で活きる要素がホントにちょこっとしかない。
社長が前に進むのはホントに孤独で厳しい作業だ。
それでも、会社を良くしたいと思わない社長はいないし、未熟である事が理解できていないワケでもない。
今、出来ていない事や、知らない事がある事は恥ずべき何物も無い。
恥じるべきは、孤独で厳しい「改善」の意欲を失うことだ。
泥の中でも理想を追い続ける強い力。創業社長の折れない心はそれに支えられている。