2006年10月12日

事業計画書(第四期)

遅い!
第四期が始まって、ドえらい時間が経ってしまった。
思えば、インターンの子が「ベンチャーキャピタルとコンタクトとりましょう!」といったのが8月。
話を聞いて、「ふむふむ。去年の事業計画は拝見しました。順調ですね!今期分の作成もお願いします。」とお願いされてハヤ数ヶ月。。す・・すまぬ・・。
私は証券出身のベンチャラーなわけだが、どうも財務戦略はニガ手意識がある。それに、お金も人も今のフローを見ながらやりくりして、充分に成長は出来る。と云う意識もある。
しかし。
乗りたいビックチャンスがいくつも転がってくる
のも経営の事実。
予期せぬクライアントの支払遅延が発生する
のも経営の事実。
下準備やアイデアを形にするための発射台を整えておくのも自分の役割だと思う。
前の期の計画とあまり代わり映えしないのだけど、一つビジネスモデルに加わったのが「派遣」というキーワード。今まで「請負」でプライドをもってやってきたのだけど、様々なワークスタイルを望むスタッフの要望や、直接指揮したいというクライアントの要望はかねてからとても多く、ニーズに対して応えられる事業モデルに組み替えている。そして、去年の同時期には予想できなかった労働市場の急激な逼迫化を踏まえて、事業の拡大スピードを緩めて「人材」により多くのコストをあてる方針に切り替えている。
見ている先は、「目先」ではない。
事業計画を作る過程は、ともすれば日々の現場に流されがちな「大局」を確認する仕事になるのだ。
トライアンフ第四期事業計画