2021年9月30日

業界研究・職種研究(カスタマーエンジニア)

お疲れ様です。日向です。
本日のプレジデントオフィスは、「業界研究・職種研究」について書いていきたいと思います!
23卒の新卒採用、まぁまだインターンメインですが、そろそろ自己分析やら業界研究にとりかかるか・・というタイミングですもんね。
昨日、ライブで話してみたんです。私の動画、プレジデントオフィスライブ・・なんて言っていますが、生ライブでしゃべるのあんまりないですからね。変な事言わない様に気を付けていますが、公開ライブは変な汗かきます。
そして、動画上げたら直ぐにブログいつも書くようにしているのですが、モノポリーのゲーム生配信していて、このブログは今日に持ち越した感じです。まぁ、ライブ配信的なの試していて、ゆくゆくは採用やマーケに活かしたいのですよ。遊んでる様に見える‥という人。スルドイ!

さて、前置きは良いとして、カスタマーエンジニア(CE)・フィールドエンジニア(FE)・サービスエンジニア(SE)みたいに呼ばれる当社の業界、職種の呼び名も固まっていないんですね。うちのお客様担当者も呼びやすいように呼んでいる。
その中で、サービスエンジニアの略称がSEなので、システムエンジニアと混同しちゃいそうでしょう?狙ってSEって略称使っている企業は無いとは思うのですが、紛らわしいので私は使わない様にしています。同様に、我々の職で現場回っている時についでに売ってこいみたいな形になる事もあって、そういう時にはセールスエンジニアとよばれたりするのね。これまた略称がSE。多分、システムエンジニア志望の人にとっては結構いい迷惑で、ちょっと良く知らない人からすると騙している様に見えちゃうんだと思う。
私が感じている所のそれぞれの定義は、殆ど似た様な仕事しているのだけどちょっとずつ違っていて。
◇カスタマーエンジニア・・・「お客様先」で導入・保守を担当するエンジニア。ソフトでもサービスでもハードでも使う。
◇フィールドエンジニア・・・自分の会社以外の「現場」で働く。「お客様」みたいな人相手以外もあって、倉庫の中とか、外とか、事業所の内外を問わない。やっている事は、導入やら保守やら。レクチャーやサポートも若干違和感あるけれど守備範囲外ってほどでも無い感じ。
◇サービスエンジニア・・・販売した商品のアフターフォローを中心としたカスタマーエンジニア。基本的に売っている商品とかサービスに紐づいている感じ。
◇セールスエンジニア・・・サービスエンジニアの中でも、フォローというより、売るのが目的。アップセルの様に、関連商品やサービスをもう一個付加価値として売る場合やら、クロスセルの様にカスタマーサポートを「顧客接点」と捉えて、独自のなんかをついでに売ってくるようなこともある。

IT業界って、やっている職種は幅広くて、でも多くは、プログラマかシステムエンジニアが占めている世界だと思う。開発・運用で分けても開発が殆ど。でも、まぁシステムエンジニアも運用系の人もいて、構築や設計に携わるインフラエンジニアの人もいる。「インフラエンジニア」って呼称も幅広くて、サーバやネットワークの構築みたいにわかりやすい人もいれば、データベースエンジニアとかセキュリティやっている人達だって含まれそうな気がするよね。勿論、カスタマーエンジニア・フィールドエンジニアだって広く取れば当然インフラ側だからインフラエンジニアだと思っている。

さ、概要は、そんなところだとして、うちの業界や職種にギュッと絞っていこう。
業界研究する時の基本は、「広く浅く色々見る事」と「一つ深く見る事」をやった方が良い。一つしっかり見ると、それと比べてどうかみたいな対立軸ができるからね。企業研究もそうだと思う。
カスタマーエンジニアは、「導入」「保守や運用」みたいな切り口でやっている事を知るとわかりやすい。
最近はそこに割って入って、LCM(ライフサイクルマネジメント)やDaas(デバイスアズアサービス)みたいに、製品を管理まで含めて購入ってよりサービス化して月額課金っぽいサブスクにしちゃっているものも、相当一般化してきた。まぁ元々保守はサブスクリプションと相性が良いからね。
もう一つの切り口は「法人」「個人」の切り口。これもね・・。コロナで相当敷居が無くなって、法人しかできないみたいな会社がコロナ禍ヤバかったと思うし、コンシュマ専用でやってきた人も相当企業案件や学校案件が持ち込まれたと思う。時代だねぇ。

動画では、うちの業界で良く使われる用語と共に、ざっくりギョーカイ人っぽく紹介していますが、そこは見てもらうとして、資格の紹介なんかは、楽しんで貰えたと思う。
ググると、「基本情報技術者」とか進めているサイトもあったけど、プログラム知識はあまり活きない業界なのだよね。だからスキルツリーがわかりづらい。「ITパスポート」は良いとして、そっからどうする?ってなりやすい。
流行りものでいえば、ICT支援員とかは良いと思う。ギガスクールで端末大量に学校に配布したけど、実際学校は凄く困っているからね。
エネルギー関連とか、ITと関連の強い配線回りとして、電気工事士や工事担任者は引き続き強い資格だと思う。持っていないとやれない仕事とかあるから。
実際現場で活きるのは、マイクロソフトのMCPとかシスコのCCNAとか。認知度も高いし、一定スキルの証明になるよね。認知度は劣るけれど、ベンダーフリーのCompTIAも良い資格で現場に役立つ資格は多いし、インターネット関連でコンシュマの目線で見るとドットコムマスターもお勧めできると思う。
周りの評価はイマイチだけど、カスタマーエンジニアとして知っていて欲しい技術の体系としては、ITILをお勧めしたい。うちの業界のインシデント発生からコールセンターで受け付け、SLAに基づいて復旧したり、問題解決には・・みたいな事が体系的に理解できる。その意味では、IPAのレベルフォーとしてはITサービスマネージャーの資格を持っていれば、この業界のプロだなぁと思う。私の持っているプロジェクトマネージャーは、響きは良いんだけどちょっとズレているんだよね。。うん。カッコよさで選びました。
ハードウェア的には、パソコン整備士とかなのだろうけれど、資格としてあまり評価は得られていないですね。IoT関連の割と新しいところの資格も、まだまだな気がします。でも、いずれ評価が上がってくるのを見越して取っておいても良いのかも。。

はい。というところで、ちょっと仕事が立て込んできたのでタイムアップです。動画、是非お楽しみください!