2020年9月24日
日向です。
今日のプレジデントオフィスは、モノポリーについて書こうと思います。
全然、会社と関係ないですねー。でもたまには良いじゃないですか。
まず、モノポリーっていうのは、ボードゲームなんですね。「いただきストリート」とかやっていた世代には割となじみがあると思うのですが、サイコロ二つ振ってぐるぐるボードを回り、空いている土地を買って、同じ色のカラーグループの土地を揃えて、家を建てて、そして自分の土地(家付きだと高い!)に他のプレーヤーが止まったらお金が貰えるってゲームです。
このゲームの楽しいところは、自分が沢山家建てた土地に他のプレーヤーが止まって、ドカっとお金を貰うところです。
難しいところは、同じカラーグループの土地を交渉して交換とかしながら揃えていくところなんですよね。
このゲーム、本質的には勝者が一人しかいないんです。他のプレーヤーは破産して負けちゃうので、「楽しー」ってスカっとするのは、1時間以上プレーして一人だけ。なので、中々ファンが増えないんですよね・・。初心者のうち、上記の自分の立てた家の土地に他のプレーヤーが止まってくれて、「やった!」ってなるのを経験しないまま破産しちゃうと、ホントなんも面白くないゲームだと思っちゃう。
何もしないまま、ぐるぐる回っているだけだと、絶対に勝てないゲームなんです。運は必要だけれども、運だけで実力が無くちゃ絶対に勝てない、それがモノポリー。
で、やってると、「このゲームはカラーグループ揃える交渉がキモのゲームだ!」って皆気づく。でも、その後概ね、交渉相手は敵だ!って思っちゃうのだよね。つまり交渉金額や条件で相手より有利に取引するのが重要そうだって思っちゃう。でも、ホントは交渉している相手とはWINWINで、交渉していないプレーヤーと差をつけるって思うのが大事なのだよね。そして、交渉は、金額よりも、どのカラーグループの土地をどうやって揃えるか、どのタイミングで揃えるかのが大事。なんなら、交渉金額条件はちょっと相手に譲ってあげても適切なタイミングで望む土地を揃える交渉が成立する方がよっぽど大切なのです。
そーは言っても、交渉の相場観が中々わかんないよーというのが、このゲームのもう一つ難しすぎるポイントなんだけど、自分と相手の手持ちの金額見て、同じくらいの収益率になるくらいの交渉金額を目指せば良いのね。そして、家を建てなきゃいけないのだけど、一つの土地に家が3軒目が立つ時に貰える料金が跳ね上がるので、そのカラーグループで3軒オールで建てられる様に手持ちの資金考えながら交渉すれば良いんです。3軒以上家が建った土地に他のプレーヤー止まったらズガーンってお金が貰えて気持ち良いので、きっとこのゲームの楽しさがわかって貰えるハズ。
大学生時代、マジックもやっていたのだけど、モノポリーサークルもしていたのね。今はもう無くなっちゃったけど、RUMA(立命館大学モノポリーアソシエーション)の二代目会長としてね。数年前から何となくモノポリー熱が復活して大会参加するようになったんだけど、今回9月22日の東海地区予選を3戦全勝で初突破しました!すっごい楽しかった。年末の全国大会出場はホント楽しみだなぁ。