2020年3月7日

2021年3月卒の新卒就活生たちへ

日向です。2021年入社の新卒生、本当に大変だなって思います。協定がなくなって早期化した上に、この3月のナビ解禁の重要な時期に新型コロナ。ここまで難しい採用戦線は私も経験がないし、強い早期獲得意欲が急速な市場後退で冷え込むこの感覚、本当に難しいだろうなって感じます。

特にこの新型コロナ騒ぎで一気にスタンダード化したWEB面接、当社ではもういつから実施しているか覚えていないですが、新卒採用では説明会も面接も会うことが多かったんですよね。というよりも、当社は採用の中心が専門学校だったので学内説明会からそのまま面接って流れが多かった。大学生はワンデーインターンの流れが主流だったし。でも、WEB選考、全然平気だし違和感は無いなぁ。昔っからSkype使っているからSkypeが多いのだけど、慣れてない人相手ならアカウントやインストールの煩わしさの少ないZoomだって良いし、なんならLINEビデオ通話やフェイスタイムだって全然かまわない。そしてそれはきっと、学生側も多分オンライン面談の抵抗感あまりなさそうで、むしろ中途者の非ITから来る候補者のがよっぽど大変そうだといつも思う。だから、学生側からしたら、移動やスケジューリングの効率が増して、グループ面談が減り個別アピールの時間が増すオンライン化の流れはポジティブに捉えればいいと思うよ。採否はツールとか慣れとか見映えとか殆ど関係なくて、候補者そのもの見ているし、候補者も会社や其処にいる人達を見ているのだもんね。

さて、それはそうとして、採用側の目からちょっと話そう。WEB面談はリアル感が薄れちゃうから、採用側はリアル面接以上に「魅力付け」に気を使っている。面接って自社を選んでもらう「魅力付け」と応募者を選ぶ「選考」の両方の要素があるんだよね。特に採用難時代が長かったから多くの人事は、マーケッターみたいな感じだ。お客様は候補者のみんなだね。どうやって認知してもらうか、母集団集めるか、魅力付けするか、クロージングは・・みたいなこと、ずっとやっている。採れなかったからね。魅力付けの中でこっそり選考しているって感じだったハズだ。私が面接するときだってそうだしね。それでも、過ぎればミスマッチも生じちゃうし、素の自分を、そのままの会社を見てもらいたいなって、私自身は戒めながらやっているけれど、たぶん今年からオンライン面接取り入れる会社は、すっごい魅力付けでリアル面談以上に飾っちゃうと思うんだよね。良く魅せたくなるバイアス、強くかかるもの。あと、顔覚えづらくなっちゃう。本当は顔見て話したいけど、印象良くするためにカメラ見て話すからね。録画OKでやらせてもらえると何度か振り返れるから覚えやすい。録画OKは選考者に有利にしかならないと思うので、希望の企業には積極的に録画大丈夫ですよって声掛けしていくと良いと思う。うちも新卒採用はこれからが本番なので頑張っていきます!応募、お待ちしていますよ。