2007年10月10日

教育

教育再生って言葉は、すぐにイジメの問題やら学力の問題のような各個の話題に焦点がうつりがちなのだけど、基本的には社会の一線で働いている人と触れ合う機会や話し合う機会が大切なんだと思う。社会に振れる事で責任の意識や学ぶ意義というのは、子供達自身で感じ取れると思うし、社会との接点抜きにして、個々の問題をもぐら叩きしていても解決していかない。
インターンをうちの会社で継続的に受け入れているのはそういう趣旨。
本当は見せたくない舞台裏まで等身大で見る機会ができる事で、目指すべき理想と現実を把握してもらう事はインターン生の将来にとっても価値のあることだと思う。
今週は専門学校生が来ているのだけれど、ナマの現場を見せてあげられる教育方針って良いと思うな。夏休みの期間にばかり集中してしまう大学生よりも恵まれているかもしれない。特に複数の企業のインターンを経験している学生は、就業前に様々な立場で考える「複眼」を既に形成しているケースが多くて、実際に働き出したらスタートラインから大きなアドバンテージがあるんだろうなと感じた。
ベンチャーに望んでくるインターン生は意識が高い。なるべくたくさん話す機会を作って、良い経験をたくさん持って帰ってもらえたらいいな。