2007年10月26日
日経BPネットの猪瀬さんの記事「タダは国を滅ぼす」を読んだ。
企業の無料のサービスの場合、裏側には収益を得られるシステムがある。
何かを無料にして参加者を増やし、関連する他のもので採算化を計る。フリーペーパーだって、ミクシィだって、携帯の端末だって、きちんと裏側には戦略があった。
しかし国や公共サービスの「無料」には考えが無いことが多い。採算化は無理だから増税しよう。増税すると選挙に負けるから曖昧にして未来にツケよう。
政治家が悪い、官僚が悪い、マスコミが悪い、と、悪いもの探しをしていて他人のせいにして自分達は正当な対価を払う感覚を忘れてしまっているのではないだろうか?