2008年5月5日
「誰をバスに乗せるか」
経営に携わる人なら、ビジョナリーカンパニー2のこの言葉、グサッとくるのだろう。
しかし、最初から人材条件に恵まれた大企業やスーパーベンチャーならとにかく、中々一介の中小企業の創業期には、最高の人材を選んでスタート!とは行かないものだ。
だから会社は「育成」をする。
会社を立ち上げるのも、新規事業をスタートさせるのも、簡単な事だ。
難しいのは継続させて、実績を上げる事。
「誰をバスに乗せるか」と悩むのは経営にとって見れば少し贅沢な悩みだ。そんなビジョナリーな会社にいる人は幸せかもしれないが、凡人が必死に今ある仕事や資源で戦うのが寧ろベンチャーの王道だ。スタートは易く、継続は難い。
だからこそ、甘えは許されない。