2015年1月25日
品質の底上げの第一歩は、心得の伝達から始まる。
曰く、遅刻をしない。
曰く、連絡が取れるようにしておく。
曰く、報告書を丁寧に作る。(整番やら受領印をもらい忘れないでね。)
割とすごく社会人として基本的なところから入るのだが、消費者、お客様は当然このレベルはできるサービサーを最低限希望する。
しかし、募集かけて採用し始める応募者の5割くらいはそのレベルには達していない。
残り5割のうちまた半分は話してわかって貰えるとして、そのまた半分はスケジュール的な条件がなかなか合わなかったり、スキル要件や車両保有の条件などによってフィルタされる。
まだ、フルワークだったり、社員募集だったりすれば、マッチ率はもっと高いのだが、需要の波の激しいうちのスタッフ募集では、そこは厳しい現実の中、頑張って発掘したり育成したりするしかない。
今、各地でスタッフ募集は相当力を入れているが、品質の担保は相当苦しい。こういうものに特効薬や近道なんてないので、愚直に面接し、話し、共感を得ながら教育を進めていくしかない。忙しい中、その愚直な道を社員に強いるのは厳しいことだけど、放棄してしまえば品質は上がっていかない。
いい時期に、適当な仕事を繰り返していると、波が引いたときに仕事も一気になくなってしまう。本当に一歩一歩が大切。