2019年2月21日

社内教育

この数年、社内体制が段々整ってきて、社内のフォロー体制や教育を行えるようになってきた。社員間でも新しく入社してきた人達に積極的にレクチャーする様になってきて、中途・新卒共に入社時の負荷は以前に比べて相当軽減されてきたと思う。後輩の教育って、忙しいと中々できないし、ついつい「自分でやった方が確実で早い」って誰もが思ってしまうからね。でも、育てていかなきゃ組織として大きくなっていけない。みんな分かってはいるけれど、忙しい中で既存の社員の(特に教える役割を担う中核の社員の)大きな負担になってしまうのは間違いないから、いままで中々進まなかったし、最近行えるようになってきたのは本当にありがたいなって思う。しかし一方で、会社って教育機関ではないから、教わる新しい社員の人達が「教えてもらわなきゃ知らなくて当然」みたいに技術向上を自発的に行わなくなったり、「基礎過ぎてレベルが低い。細かく言うと間違ってる。」みたいな批評家みたいな姿勢でいられると本当にいたたまれない。教えてくれている先輩社員は本当に善意なのにね。もちろん戦力化を期待しているんだけど。当社に限らず、人材採用は難しい時代だし、お客様の要望を満たすためには、育成はますます大事になる。当社の様に、これまで個々人の能力に頼った小さな会社が組織化していく段階でも、育成は上層部の仕事ってところから、細かく先輩社員から新しく入ってきた社員へって出来るようになっていくのが大切になっていくと思う。私も時間が許す限り、これからも育成にはかかわっていきたいし、既存の社員達も新しく入社してくれる人達を温かく迎え、技術的な事は勿論、社内業務や当社の考え方、ルール等を教え合っていく文化が定着していくと嬉しいな。一歩一歩、会社として前進して、働きやすい会社、成長しあえる会社になっていけると本当に嬉しいと思います!