2010年12月29日
学生時代の友人や、前職での先輩・同僚等に私の性質を聞けば、恐らくほぼ全員が「攻め・機動力」等を挙げるだろう。自分でもそういう性格だと思い込んでいたし、口癖のように使っていた言葉がドレもコレもそんな感じだった。
「絶対に負けない」やら「勝負はこれからだ」やら、誰もがウンザリする様な局面で、更なる攻勢を担当するのが自分のポジションだった。失うものが無かったからできることだったし、自分が玉砕しても大勢には影響しない(フォローする人もちゃんといる)のが分かっていたので、思いっきり攻めることが出来たのだと思う。
自分で事業を起こして、責任を伴うようになるとどうしてもバランスを意識するようになる。創業以降で付き合っている人達から私の性質を聞けば、攻めや機動力を上位に挙げる人はほとんどいないだろう。
しかし、今この時代で、自分の会社で、自分の役割は何か?と問い直してみる。
大きな時代の変換期を迎えるにあたって、リーダーに求められる気質は何か?と考えてみる。
そう。あれだ。あの頃あれほど熱かった気持ちを今こそ取り戻す時なのだ。
ということで、来年の私は暑苦しい漢に舞い戻る事にしました。
「いくぜいくぜっ!!」
2010年12月29日
本日は仕事納めでした。
昨日が最終営業日の会社さんが多かったので昨日まではあいさつ回り中心でしたが、本日は一日事務所にこもって、請求書を見直してみたり、今年やりたかったけれどやれなかった事を洗い出してみたり。
久しぶりに一日中一人だけの事務所で濃密な時間を過ごすことができました。
この年末にかけての数ヶ月は、順調に仕事を請けることができて、去年とは全く違った活況の中での年越しを迎えることが出来ました。お客様や社員には本当に感謝です。
一方で、採算的には苦しい状態が続いていて、先行で投資したものは総じて芳しくなく、採算見込みの立たないものについては早めの見切りが大切になってくることでしょう。新しい事にチャレンジすることは大切ですが、退くタイミングも同様に大切な経営判断です。
そして良い時にこそしっかりと体制を整える。
主体的に仕事が出来る人を一人でも育てていく。経営って、スタッフ一人一人のココロに火をつけていく仕事だからね。こんな時代だからこそ、良い仲間を作っていかなきゃ。
本当に良い一年だった。
来年も今年以上に楽しみな一年になりますように!